百物語2017 [無断転載禁止]©2ch.net
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土日まで残ってれば、なんか書くよ
百話目は>>93に頼むけど 投下します
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4本目
犬が西向いても尻尾が北を向いていたのは、尻尾がくるんと曲がっていたからだそうだ
レス
ものさし当てて真っ直ぐにしてやれよ?
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4本目 了 怖い話が読みたいから5本目の方は怖い話おして下さいね 393 本当にあった怖い名無し@無断転載は禁止[sage] 2017/08/27(日) 16:35:38.03 ID:vs1rMDmc0
終了時間決めず、お話を100投稿目指すってのはどう?
今までとは違う形になるけど、時間や締め切りに終われずいつでも投稿できるメリットがある。
伝統的な百物語とは言えないけど、番外編ということで。
伝統的なものはいつかできたら…
投稿かどうかを見極めるのは、投稿者がこれから話しますと宣言したりトリップつけたりMCが判断したり。 405 本当にあった怖い名無し@無断転載は禁止[sage] 2017/08/27(日) 22:40:13.28 ID:9Q0U9q2k0
393の案でいくとしたら、誰かが立てちゃった2017スレを使うとして
百物語を始めるMC的なレス入れないとね(最初のほうスレ主の会話が続いてるみたいだし)。
少なくとも900レスは残ってるだろうから完走はできそう。
ただ伝統的な一夜で終わらせるスタイルに慣れた人はいつ終わるの?って思うだろうから、今年は番外編で期限なしよと忠告を。
百話投稿するまで夜は永遠に明けない的な煽り文入れると雰囲気出るかも。
もし百物語を始めて、明らかにイタズラや宣伝ぽい投稿だったら周囲が判断してその投稿はカウントしないと。
こういう番外編的なスタイルをやってみるか、今までみたいに一夜でできる日を狙うか。 俺が高2の頃だから今から7年前のことになるけど、
地元に心霊スポットがあったんだよ。
俺の家から歩いて二百メートルくらいのところ。
でかい建物じゃなくて民家の廃墟なんだけど、
住宅地からちょっと外れた崖の下にあって家の前が小さな林になってる。
家自体はどこの道路にも面してなくて、
林からは細い私道を通らないと行けない。
昼でも暗くてちょっと薄気味の悪いとこではあるけど、
地元ではそんなに幽霊の噂とかはなかった。
俺も厨坊の頃に壊れた玄関から当時の悪友と何回か入ったことがあるけど、
2階建てで部屋数は6つくらいだったな。
家財道具がけっこう残ってて、壁には十数年前のカレンダーが貼ってあるし、
何かの領収書類や雑誌がほこりのたまった床に散乱してる。
仏間もあって、仏壇には位牌も残ってたし、
鴨居には和服のじいさんの白黒写真もある。
夜ならそうとう気味が悪いだろう。 ここがコンビニで夏に売る心霊DVDで一家心中の家として紹介された。
もちろん住所なんかはぼかして書いてるんだが、
内部の写真とか見れば間違いなくその廃墟なんだよ。
親父に聞いたところ、その家の人らは借金で夜逃げをしたんで、
少なくともここでは心中の事実はないはずだと言ってた。
んでDVDで紹介されてから、ちらほらと夜に見に来るやつらが現れだした。
何でわかるかというとその家の前の林の中にときどき派手な車が停まったりしてるし、
それに夜中に懐中電灯の光が見えたりうるさい話し声も聞こえてくる。
それが町内会で問題になって、その家の取り壊しを、
権利者に掛け合おうかみたいな話になってた。 部活の帰りに当時の友人と土手の自転車道を走ってたら、
河原にマネキンの首が落ちてるのを見つけた。
けっこうゴミの不法投棄があるところで、そういうものの一つなんだろうけど、
珍しいんで自転車を止めて見に降りたら、
長い髪つきの女のマネキンの頭部で、
たぶん昔の美容院なんかにある発砲スチロール製のやつ。
これを見て友人が「これ使って、あの廃墟で探険に来るやつらをおどかさないか」と、
突飛なことを言い出した。
今にして思えば馬鹿なことをしたと思うけども、当時はそのアイデアにわくわくした。
んで、心霊スポット探索に来るやつは土曜の夜が多いからってんで、
金曜の午後部活をさぼって廃墟の横の庭に行って準備をした。
まずそのマネキン頭部に赤黒い絵の具をかける。
釣糸を玄関前の繁みから二階の窓にわたし、
マネキンの頭部にフックを差し込んで糸に通す。
さらにマネキンには別の糸をつけて、それを家の横から引っ張ると、
繁みからマネキンの頭部が飛び出して糸を駆け上っていき、
二階のガラスの全部落ちた窓に飛び込むように工夫した。 マネキンが藪から飛び出して上に登っていくまでは簡単だったが、
家の板壁にぶつかったりして、窓には2回に1回程度しか飛び込まなかった。
家の中から引っ張ればうまくいくんだろうが、それだとやっぱり怖いし、
探険にきたやつらとケンカになってもマズイだろうと思ってそこは妥協した。
家の横から引っ張って、それに気づいたやつが驚いたら、
塀の内側を通って逃げて帰る手はずにした。
で、仕掛けはそのままにしてひとまず帰った。
土曜の夕方に友人が俺の家に来て部屋でゲームとかしながら夜を待ったんだけど、
なんとなく二人とも気持ちが萎えてきた。
やっぱり怖いのもあるし、それよりも誰も人が来ないという
結末になるのが嫌だなと思い始めたんだな。
友人は俺の家に泊まることにしてたんで夕食を食って、
それでも9時には家を出て懐中電灯を持って廃墟に向かった。
これから10時まで待ってだれも来なかったらあとやめて帰ろうということにした。 で、廃墟についたら仕掛けはそのままになってた。
うまく動くか試してみようという話もしたけど、
窓に飛び込むと取りに入らなくちゃならないんでやめにした。
季節は10月で、ここらは街灯が林の手前の道にあるだけで懐中電灯を消すと
ほぼ暗闇。虫があまりいないのをいいことに、
家の横のたぶん風呂場の窓とブロック塀の間のせまい場所に座って、
友人とタバコを吸ったりしながら待ってた。
9時40分頃になって、そしたら来たんだなあ探険のやつらが。
車は一台だけでライトをつけたまま林の入り口に停まった。
声だけ聞こえてくるんだけどどうやら男二人、女二人という感じ。
車で来てるんだから俺らより年上だろう。
なるべく引きつけて玄関の前まで来たら引っ張ろう。
で、悲鳴があがったらこっそり逃げ出す。
また気持ちがわくわくしてきた。
その頃には目が闇に慣れていて友人の顔もうっすらと見えるが、
どうやらこいつも同じ気持ちのよう。 探険のやつらはかなりうるさくしゃべり合ってるようで、
俺らは怖いという気持ちはなかった。
塀の内側に入ったらしく懐中電灯の光の筋が横に走るのが見えてくる。
玄関前に来た感じがしたので友人が思いっきり釣糸を引っ張った。
「ぎゃー」「うぎゃー。首、首、首」どっちも女の声。
「嘘だろー。おい待てよ、おい」という男の声、ダダダダッと
何人かが走って逃げていく音。やった、と思った。
そして友人が先頭になってそろそろと庭を抜けて裏口にまわった。
裏は生垣になっててそこを飛び越えるとすぐ山なんで、
もう一度塀の外側をまわって廃墟の前に出てから家に戻る。
俺も友人も満面の笑みで大声で笑い出したいのをこらえている。
玄関の横まできたら停まっていた車がいきおいよく発進して行った。
俺と友人は大爆笑してハイタッチ。家の正面に立って、
懐中電灯で照らすとマネキンはうまく二階の窓に飛び込んだ様子。 さて帰ろうかとしたら、
真っ暗な窓から白い細い手が出て、
俺らの足元にぽーんとマネキンの頭部を投げてよこした。
それはマネキンの軽さではなくドジッという重い音を立てて落ち、
地面の上でぐるんと向きを変えると両目を開いた。
それからどうやって家まで帰ったか覚えていない。
ものすごく息をきらしていて俺の家族からは変に思われた。
その夜から俺らは二人そろって熱を出し、
家族が迎えに来た友人は翌日入院までした。
しばらくたってから昼にこの話をした別の友人ら数人と見に行ったら、
家の前に俺らが細工したマネキンの頭部が泥まみれになって転がってるだけで、
そいつらには作り話だろうと言われた。
その後俺は特に霊障らしいものはない。ただ入院した友人は大学のときに、
聞いたことのない難病にかかって入退院をくり返している。
終わり (
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5本目 了
セルフろうそくシステムなので
ちゃんと消してくださいね!? 私は2年前まで「呪詛代行」のアルバイトをしていました。
所属していたのは、心霊DVDなどを作ったりしてるプロダクションで、
業界でもそれほど胡散臭くはないところです。他にもお守りや、
占いグッズの通販もしています。有名どころでもちろん今もあります。
私が担当していたのは、ヴードゥ系の呪いで、
依頼者から呪う相手の爪や髪の毛を送ってもらい、
ブードゥの泥人形に入れて呪文を唱えながら針で刺す、というものです。
これはその過程をきちんと写真に撮り、依頼者に送ります。
料金は3段階あってそれなりに高額ですが、
3ヶ月たって効果がなかった場合はきちんと返金します。
・・・返金率は7割くらいでしょうか。 それで、このバイトを始めてふた月ほどは何もなかったのですが、
三月目頃から全身にひどい発疹が出るようになりました。
発疹は病院で診断を受けましたが、内臓からきているものといわれました。
それからは私の身の回りで奇妙なことが続きました。
まず、飼い猫が私を避けるようになったのですが、
これはまあ元々可愛がってはいませんでした。
ある日突然、熱帯魚の水槽が濁って全滅する。庭の一本の木が立ち枯れる。
周囲にゴキブリや蠅などの虫が増える・・・
一度などは開いた本の間に大きなムカデが挟まっていたこともありました。
でもまあ、家は郊外にあるので、
偶然が続いてるだけかもしれないとも思っていました。 ところが、しばらくして父の様子がおかしくなりました。
父はまだ五十代で、固いところに勤めているサラリーマンなのですが、
夜中の3時過ぎに、パジャマのまま家の外に出て行くようになりました。
そして1時間ほどして帰ってくると、
泥まみれで爪の間などにびっしりと土が入り込んでいるのです。
しかも大きな音を立てて出て行くのに、
朝に聞いてみると本人はどこへも行っていない、と言うのです。
さらに、同居していた姉の3歳の女の子が、
寝ている間にお腹を自分でかきむしり、
しまいにはお腹が血だらけになって受診するということが起きました。
もちろんこれらはすべて偶然でかたずけられることでしょうが、
その頃から私は毎晩同じ夢を見るようになりました。 それは・・・自分は部屋のベッドに寝ていて、その周りをぐるっと
(ここが少し現実とは違って、ベッドは壁にくっついてる)
7人の人が取り囲んでいるのです。
まったく見たことのない人たちなのですが、
みな和服の寝巻きのようなものを着て、私を見下ろし、
何も言わずに首を振ったりしています。
この夢は2週間ほど続けて見ました。
これらの異変に心当たりがあるかといえば、
・・・私がやっている呪い代行のアルバイトしかありません。
友達にこの話をしたら、知り合いに占いをやっているという人がいて、
能力が高い?から見てもらったら、と言われ、ビルの一室で会いました。
そしたらやはり、呪詛のためにどんどん悪い気が集まってきていて、
特にヴードゥ系は、自分よりも、
自分の大切にしているものに災いが降りかかるのだそうです。
私を夢の中で見下ろしている7人は「みさき」といって、
私を守っている7人の先祖ではないか、とのことでした。 私は1週間後にバイトを辞め、すると嘘のようにおかしな出来事はおさまり、
発疹はその後2ヶ月くらいで治りました。
・・・その後お盆になり、家族で近くにある菩提寺に墓参りにいきました。
すると、奥まったところにある墓の周囲が、納骨する空間(何というか知らない)
が見えるほど周囲の土が掘り返されていました。
・・・これで終わりです。あまり怖くはなくてすみません。 67 アザラシ伍長 ◆n3FrWDzmJGlV @無断転載は禁止[sage] 2017/08/27(日) 15:52:18.67 ID:RqNC5EJ40
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6本目 了 アザラシさんゴメ><
名欄消すの忘れてました
次から気をつけます
>>134
どうぞお気になさらず
七人岬は洒落にならないですね 投下します
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7本目
32年前に起きたJALの事故は、お盆で帰ってくる霊道の霊たちをJAL123便が横切ったからだと、
ある霊能者が、語っていたそうだ。
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7本目 了 俺は便利屋業をしてるんだけど、この間じつに奇妙なことがあったんで書いてみるよ。
便利屋といっても俺が所属してるのはけっこうな大手で、
担当はネット・パソコン関係全般。引っ越しでのインターネット接続や、
マルウエアの駆除といった簡単なことから、
アクセス解析やデータ修復などのやや面倒なことまで何でもこなす。
どこか教えてはもらえなかったが、
某所から依頼があって約1ヶ月派遣のような形で仕事をした。
俺と年下の同僚と2人で一戸建ての貸事務所のようなところに連れて行かれ、
一室を与えられた。部屋にはデスクトップが2台あって、
百枚ほどの絵馬が運び込まれている。かなり違和感があったが、
担当者の説明でどうやら何かを検索する仕事だとわかった。
ふつう絵馬というのは出している神社の名前がどこかに書かれているもんだけど、
その部分が黒く焼かれたり削られていたりしてわからなくなってる。
大きさや屋根のところの形なんかが違ってるんで、
複数の神社のが混ざってるんだと思った。
もしかしたら縁切り神社と言われるところから集めたのかもしれない。 共通してる点は、1年以内のものであることと、
すべて奉納した人の実名が記されていること、それから書かれた願い事の内容が、
何というか、とうてい神様が聞いてはくれないだろうと思われる、
身勝手なものであることだ。例えば、
「不倫相手の妻が早く死んで、自分が晴れて結婚できますように」とか、
「夫がどうかこの世から消えてくれますように」とかそういうやつばかり。
中には写真が入っているものや、
赤ボールペンで細かくびっしり書き込まれたのもあって、
嫉妬や憎悪が立ち上ってくるようで、見てるだけで嫌な気持ちになる。
仕事はというと、これらに書かれている実名や住所を手がかりに、
ネットを使って願いがかなったもの、かなわなかったもの、
わからなかったのに仕分けするという内容だ。
これは検索のセンスもあるだろうが実に難しい話で、
直接関係者に電話をかけたりするのは禁じられているんで、
8割がた以上が「わからない」になってしまう。
残りもほとんどが「かなわなかった」になるのは当然だと思うが、
それでも1日に数枚、「かなった」に分類されるものがあった。
つまり、「死んでほしい」と書かれている人と、
住所や名前の一致する死亡広告を見つけたなんて例だ。 なぜこんなことをするのかまったくわからないまま、
同僚とだべったりしながら仕事を進めた。9時から5時までで、
昼休みには外に出て飯が食える。部屋には飲み物もあったし、
成果に苦情を言われることもなかったから、
絵馬に書かれてることで気が滅入るのをのぞけば、楽といえる内容だった。
事務所には俺ら以外にも数人いるようで、顔を合わせれば話などもするが、
他の部屋には入らせてもらえなかったな。仕分けした絵馬は、
それぞれ木箱に入れておくと、翌朝には新しいのにかわっている。
あと箱の中につねに少量のおがくずが落ちているようになった。
もしかしたらこの絵馬を加工しているのかもしれない。 仕事を始めてから体調が悪くなった。俺は独身で毎晩焼酎を飲んでたんだが、
一口飲むとむせるようになり吐き気がしてくる。飯もほとんど食えない。
それに夜更かしのほうだったんだが、10時ころになるとストンと落ちるように寝てしまう。
しかもまったく夢を見ないんで、寝て数秒後に朝がきてしまうという感じなんだ。
トイレにも起きない。恥ずかしい話だが、朝起きると
寝小便してしまっていたことが2度あった。子どものころでさえなかったのに。
昼、同僚と飯を食いにいっても軽いものしか受けつけないんでソバとかになる。
俺と同じように食が進んでない同僚と話をしたら、
家ではほとんど俺と同じ状態だということがわかった。
で、この仕事の間、俺らはどんどん痩せていった。
その他にも奇妙なことがあって、
出退勤の電車の中などで馬のいななきが聞こえてくる。
競馬をやるんで馬の声は知ってるが、それとはまた違った大きな音が耳元近くでする。
俺は思わずビクッとしてしまうが、他の乗客の様子に変わったところはないので、
俺だけに聞こえる幻聴なんだと思う。
同僚にこの話をしたら、最初は聞こえませんよと言ってたが、
数日したら、自分にも聞こえるようになりました、に変わった。 しかもどうやら俺より回数多く聞いているらしかった
あと2日で契約の期間が終わるという段階で、俺は5kgくらいだったが、
同僚の場合は10kg以上体重が減っているかもしれず、
頬がこけて別人のようになっていた。
たまに本社に顔を出すと、俺らの変わりように皆驚いた。
最後の日に担当者の若い人が出てきて「ご苦労様でした」
と言って封筒に入った金を渡そうとした。
「給料が出ていますので」といちおうは断ったが、「たいへんだったでしょうから」
と押しつけてくるんで、同僚と目配せしてもらっておくことにした。
そのとき担当者が「どちらかに届けてもらうんですから」と歌うようにつぶやいた。
俺らがけげんな顔をしていると、笑いながら頭を下げた。
この仕事が終わったとたんに体調がもとに戻った。封筒には20万入ってたんで、
いくらかを競馬の元手にしたらバカヅキ状態になった。 寝てから夢も見るようになった。この仕事が終わって2日後の夜、
その同僚が木でできた馬に乗って空を飛んでいる夢を見た。
馬は紙粘土か何かで作ったような不細工な形だ。
ものすごく真剣な表情で、小脇に大きめの茶封筒をかかえ、
手綱も持たずに前を見ていた。
声をかけようとしたがあっという間に遠ざかってしまった。
次の日同僚は予定されていた場所に出社してこず、連絡もつかなかった。
夕方に上司が独身アパートを訪ねてみたら、部屋の鍵が開いていて、
入ってみると布団の上に同僚が立膝のまま前にのめるように倒れていた。
呼びかけても返事がなく、目がかっと見開かれていたんで、
ただ事ではないと思い救急車を呼んだが、
昨晩のうちに亡くなっていたということだった。
20万円で届けさせられたんじゃ割に合わんな 今、高校3年です。小学校6年と去年のお盆の話をします。
自分の父親は次男で東京に出てるんですが、
毎年お盆には田舎の実家に里帰りをします。
母親と、自分や弟もついていくんですが、
年によって1泊のときも5泊くらいしてくるときもありました。
小6のときはじいちゃん、ばあちゃんがいたんですが、
2年後にばあちゃんが亡くなって今はじいちゃんだけです。
ばあちゃんの葬式にはもちろん行きましたよ。
小6のお盆ですね。・・・このとき自分は死んだと思うんです。
いや、死ぬような怪我や病気ってことじゃなくて・・・実際に死んだんです。
その年は8月の11日には田舎に着いて、16日に帰る予定でした。
父親は公務員で、夏休みの他に年次休暇もとったみたいで、
ゆっくりできる年だったんです。
着いた翌日から、捕虫網を買ってもらって虫捕りに行きました。
弟はまだ赤ちゃんでしたから、自分一人でです。
それまでも毎年行ってたんで、裏の畑から渓流、
浅い林くらいは場所がわかってました。
カブト虫がいる木が林の中にあって、昼でも何匹かはつかまるんです。 その林に行くには、渓流を渡っていかなくちゃならないんですが・・・
渓流といっても小川みたいなもんです。
幅はけっこうありましたが、深さは膝下までで流れもゆるやかでした。
だから家族も子ども一人で外に出してくれたんだと思います。
その渓流を渡り林に入り、前にカブトを捕った木を思い出して、
何本か回ってみたんですが1匹もいませんでした。
それだけじゃなくて、いつもならうるさいほどに鳴いている蝉も、
オニヤンマ一匹、蝶一匹も見つかりませんでした。
林の中を歩き回って探したんですが成果はなく、つまらなくなったし、
静かで寂しくて、なんだか怖くなってきたんです。
それで帰ろうとしました。時間は午後3時過ぎくらいじゃなかったかと思います。
とぼとぼ歩いてると、急に日が陰って暗くなりました。
背後の林の中も黒くなって、
何かがそこから追いかけてくるような気がしたんです。・・・それで走りました。
渓流を渡るときは流れから出てる石を5つ6つ踏んでいくんですが、
川の真ん中辺で苔に足がつるっと滑りました。ガーンと強い衝撃があって、
マンガみたいですが目から火花が散った感覚がありました。 右の側頭部を打ったんだと思います。
しばらく片手で頭を押さえて、半ば水に入った状態でうつぶせになってました。
そのうち少しずつ痛みが引いてきたんで、石の上に立ち上がると、
その石のすぐ横の水に自分が倒れてたんですよ。
あ然としました。半ズボンも同じでしたし、着ていた薄緑のTシャツも同じ・・・
ただ虫かごは自分が肩に下げていて、捕虫網は一つだけ流れに落ちてました。
つまり・・・服と体だけ自分が二つになってるわけです。
そのうつ伏せに倒れている自分の頭のあたりの水が赤く渦巻いていて、
出血してると思いました。
わけがわからず、走って逃げ帰りたかったんですが、
これをこのままにしておいてはいけないという気がしました。
それで、体の下に手を入れて水の中でもう一人の自分をひっくり返してみました。
顔が見えました。鏡で見る通りの自分の顔でしたが、固く両目をつむっていました。
頭の横が切れているらしく、血がごわっと浮かび上がって流れていきました。
鼻と口に手をあててみましたが、息をしてると感じませんでした。
胸に手をあてても、心臓も動いていないと思ったんです。これを・・・
自分の死体をこのままにしててはいけない、という考えがさらに強くわきあがってきました。 人に見られるとすごくマズイことになる、
そんな気がしたんで両足を持って引きずりました。
・・・重かったですよ。ひっぱるたびもう一人の自分の頭が石にあたって、
ガツンガツンという振動が手に伝わってきました。
なんとか川から上げて5・6m引きずると、
くぼみが続いてて中に葦が生えてるとこがあり、
そこにもう一人の自分・・・自分の死体を投げ込んだんです。
死体は草に隠れて見えなくなりました。
それが目の前から消えたんでホッとしました。
なぜだか、ずっと見ててはいけないものだという気がしたんですね。
この間、15分はたってなかったと思います。何かにあやつられているような行動でした。
網を拾って、かなり濡れた状態で実家に戻りました。
・・・家族や祖父母には川で転んだと言いました・・・
が、あのもう一人の自分のことは口に出しませんでした。
その頃には、自分の死体を見たことや、
足に中に投げ込んだことが遠い夢のような記憶になってました。
それに自分が生きてここにいるんだから、信じてもらえないだろうとも思ったんです。
川で石に打った頭のところはまだズキズキ痛くて、それには現実感がありました。
ただ血はまったく出ておらず、少しコブになってたくらいでした。 ・・・次の朝早く渓流にいってみたんです、もう一度確かめようと思って。
死体を投げ込んだはずの葦の中を探してみたんですが、どこにもありませんでした。
消えてしまってたんですね。すごく安心しました。
ああやっぱり、昨日見たのは夢みたいなもんだったって。
たぶん頭を強く打ったショックで、
一時的に気が変になっちゃったんだろうと思ったんです。
翌日からはお盆に入って虫捕りはできなくなりました。
だんだんと親戚が集まってきて、花火をしたり墓参りをしたりしました。
そんなこんなで、帰る頃には渓流での出来事は気にならなくなっていました・・・
その後もほぼ毎年、両親と弟とで実家には行きました。
渓流までは10分もかからなかったんで、
虫捕りはやめましたが、毎年一人で見にいったんですよ。
もちろんなにもなかったです。そしてばあちゃんが亡くなって・・・
高校に入学した年、渓流のあたりの野原が開発にかかって、林は切られ、
川は護岸され、道路が通って家が立ち並ぶ予定だということを聞きました。 翌年、高2の去年のお盆です。
じいちゃんは1年でずいぶん齢をとった印象になっていました。
送り盆が終わって次の日帰るという夜、じいちゃんが自分を裏の小屋にさそいました。
どういう用事かわからなかったけどついていったんです。
それまで入ったことがなかったんですが、小屋は2階建ての木造でけっこう広く、
じいちゃんは何も言わずに裸電球をつけ、階段をのぼっていきました。
自分も後をついていきましたが、2階は屋根裏のようにせまく、
その4分の1を占めるほどの大きな両開きの衣装ダンスがありました。
じいちゃんは、近づこうとする自分を手で制してその鍵も開け、
おもむろに扉を開きました。薄暗い光でしたが、はっきり見たんです。
固く目を閉じ眉間にしわがよった子どもの顔、薄緑のTシャツに半ズボン・・・
小6のときの自分が、そのままの姿で藁束に囲まれるようにして立たせられていました。
肌は青白いものの、腐っている様子はなく嫌な臭いもしませんでした。
額から右の側頭部にかけて、白くぱっくりと口を開けた大きな傷跡がありましたが、
血はついてはいませんでした。
じいちゃんは「忘れてないだろう・・・あの日に死んだお前だよ。
翌朝早く拾ってきたんだ。・・・今はこうだけど、ときどき口をきくんだよ。
かわりたい、早くかわりたいって・・・
じいちゃんもそろそろ体が弱ってきてな、いつまで抑えておけるかわからん。
だから今夜お前に見せた・・・」こんなふうに言ったんです。
ドッケンベルガーの変種かな
お祖父さんの代わりに抑えることが出来たのだろうか
というか、どっちが本体か...?
代理で消させてもらいます
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9本目 了 俺は地元で就職してるんだけど、つい一週間前、
東京の大学に行ってる中学時代の同級生から電話があった。
それぞれ別の高校に行って、こいつとは卒業以降連絡がなかったんで
「中学2年の社会体験学習のときのことを、
できるだけ詳しく思い出してみてくれ」
と思いもかけないことを聞かれた。「なんで今頃そんなことを聞くんだよ」
と問い返すと「わけは後で説明をする」と言う。
中学2年のときはそいつと同じクラスで、
たしか俺が班長で4人グループで郊外にある食肉工場の見学に行ったはずだ。
自分らが興味のある分野(俺らなら食品加工業)を選び、
電車で日帰りできる範囲から訪問先を決めて自分らで連絡を取り、
出かけて行って何らかの体験をさせてもらったり、
質問に答えてもらったりするという活動。
もちろん担当の先生も連絡してくれるし、校長からの依頼状も出る。 俺らはそのとき菓子工場をねらってたんだが、女子のグループにとられてしまい、
それでソーセージなどを作ってる工場にしたんだっけ。
俺が班長だったからアポの電話をかけたんだけど、
市内の有名工場には日時の都合が合わず断られてしまって、
酪農家の有志が立ち上げたという郊外にある小規模な工場を訪問したのを、
そいつ(以下友人)との話の中で思い出した。
当日バスと歩きで9時頃に着いた工場は、想像してたよりも大きな建物で、
若い女の人と年配の男の人が迎えてくれた。
俺らはまず生産過程を見学させてもらう予定で、
受付で衛生服と帽子をつけさせられ消毒をうけて工場内に入ったんだが、
最初に入ったホールのようなところに大きな神棚があるのに驚いた。
質問をすると「これは畜魂をお祀りしてあるのです」という答え。
どうやら原材料となる豚や牛などの御霊を鎮めるためにあるらしかった。 その後、原料肉から形をつくり、燻蒸し、
加熱し包装するという過程をひととおり見せてもらった。
衛生にかかわることだけに体験することができる部分はなかったが、
俺らは場内にこもる熱気と機械の音、それから、
無言で黙々と作業をする少人数の従業員の様子に圧倒されっぱなしだった。
その後、小会議室であらかじめ考えてきた質問に
答えてもらうことになったんだが、友人がトイレに行きたいと申し出た。
「すぐそこだから」と簡単に場所を教えられて、
一人で行ったもののなかなか帰ってこない。
女の人が様子を見に行ったが、しばらくして戻ってきて、
「お友だちは気分が悪くなったようなので、保健室で休んでもらっています。
原料のにおいや熱にあてられたのかもしれませんね」ということだった。
俺らは友人ぬきであれこれ質問をしたが、どれもていねいに答えてもらった。
製品はほとんど外国に出しているというのが意外だった。 その後、まだ人のいない社員食堂で、
ハムやソーセージを試食させてもらうことになり、
とてもおいしかったのを覚えている。おみやげをもらって帰る段になって、
別の女の人につれられて友人が戻ってきたが、顔色がすぐれない。
俺らは学校に帰って今日の体験を新聞にまとめる活動をしたが、
友人はやはり具合が悪いようで、そのまま早退し翌日から学校を2日休んだ。
ここからは友人の話をまとめたもの。
『俺、あのとき具合が悪くなっただろ。トイレに行く前まではなんともなかったんだけど、
行く途中の廊下に開いているドアがあり、
全面に黒いカーテンがかかってる大きな窓があったんで、
何気なく入ってすき間からのぞいてみたんだよ。 そしたら、そこからずっと下の方に広い部屋が見えて、
大きな機械についた変電所にあるような電極がいくつもうなってた。
そのまわりを先がとがった白い頭巾をかぶった人が数人歩き回ってて、
床に大きな五角形の星が書いてあったと思う。
窓を触ってる手にビリビリという振動を感じて、
そしたら急に頭が猛烈に痛くなってその場にしゃがみこんでしまったんだ。
すると背後に俺らの相手をしてくれていた女の人がいつの間にかきていて、
保健室につれてってくれた。そこには白衣を着た年配の女の人がいて、
俺はゼリーのようなものを飲まされてベッドに寝かされた。
そこで夢を見たような気がするんだ。はっきりとは覚えていないけど、
ベッドの周りを、白い頭巾と白衣の人たちに囲まれている夢だ。
頭巾の穴からのぞいているのは人間じゃなくて動物の眼のようだと思った。 そこで目がさめると、頭痛はなくなってて、
そのかわり胃がちょっとムカムカした。
さっきの女医さんのような人が「だいじょうぶですか」と聞いたんで、
無理をして「迷惑かけてすみませんでした」と答えてお前らのとこに戻ったんだ。
でもその後も調子悪くて学校を休んだりしたけどな。
で、なんでお前のとこに連絡したかっていうと、
この間、大学の部活の合宿の後に血尿が出た。
顧問の先生が心配してくれて検査のために入院したんだが、
そのときに腎臓が片方ないことがわかったんだ。
医者の話では、生まれつき片方しかないのだと思うが、
それにしては臓器の発育のしかたなどにおかしな点がある。 しかし体に摘出手術の跡などがまったくないんで、
そう考えるしかないだろうとのことだった。これを聞いたときに、
なぜかあの体験学習のことが頭にうかんできて気になったんで、
お前に連絡してみた。まあ気のせいだろうとは思うが。
ただネットであのときの工場を検索してみたんだけど、
まったくひっかからないんだよな。田舎なんで宣伝してないのかもしれんけど』
・・・こんな内容だった。
先日の日曜日にバイクで、見学した工場の場所を思い出しながら行ってみた。
するとどうやら解体されてしまったらしく、大きな建物だった跡は草地になって、
その端のほうに黒い磨かれた石の碑がつくられていた。
碑には「畜魂」と大きく彫られていて、
その後に小さく五角形の星マークがついていた。
近所の人に聞くともう数年前に廃業してしまっているとのことだった。
従業員は地元採用ではなかったんで、
詳しいことを知ってる人間はいないと言われた。 サーバルちゃん「うみゃ!うみゃみゃみゃみゃ!!!」ゴッバキバキドゴォ
俺「や…め……」ガクン
サーバルちゃん「あれれー?動かなくなっちゃった」
コツメカワウソちゃん「死んじゃった?俺君死んじゃった?」
ジャガー「わからん…」
サーバルちゃん「動けー!」ドゴォ
俺「…」
サーバルちゃん「うーん…かばんちゃん何かいい方法ない?」
かばんちゃん「熱湯をかけてみてはどうでしょう?」
コツメカワウソちゃん「それー!」バシャァ
俺「!!!?!?!!!あづぁ!!!ぁぁぁあああ!!!」
サーバルちゃん「やったぁ!まだ遊べるね!」 もうここは↓で
429 本当にあった怖い名無し@無断転載は禁止[sage] 2017/08/29(火) 14:31:48.15 ID:XiA3oLy50
本スレのボツネタ
ゴミネタ
お笑い
なんでもどうぞ
セルフ申告セルフろうそく消しです
百物語2017 [無断転載禁止]©2ch.net
http://mao.2ch.net/test/read.cgi/occult/1503801801/
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いつの間にか、今年も残り121日
すでに1/3以下
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12本目 了
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13本目 投下します
http://images.npn.co.jp/article/1/1/01/19923401.jpg
幕末の土佐藩に、吾兵衛という首切り役人がいた。無口な四十男ではあるが、仕事は確実に遂行する役人であったという。
当時、城下を騒がす怪盗に弥六という者がおり、この怪盗は神出鬼没で土佐の金持ちから大金を奪っては大坂や京都で武士に変装して豪遊していたという。
全く手がかりがつかめなかったのだが、土佐山田の子分の家にいる所を通報され、大勢の役人に取り巻かれて逃げ道を失った。弥六は2,3人を切り捨てて窮地を脱しようとしたものの、現場に居合わせた力士に組付されて捕まえられる事となった。
物盗りや人殺しなど、弥六の重ねた罪状は多かったため斬首刑に処される事になったのだが、吾兵衛が首をはねようとした時、どういうわけか太刀が外れて肩口に入ってしまった。44人もの罪人の首をはねてきた彼にしてはありえないしくじりであり、当人も当惑したのか、更に手が滑ってしまう。吾兵衛は三度目の太刀によってようやく弥六の首を落とすことができた。
これまで失敗などしたことのなかった吾兵衛はひどく落ち込んだが、そのせいか次第に屋敷内で奇妙な言動を見せるようになった。屋敷で勤めていたお鈴という女中に斬りかかり、手打ちにしてしまったのだが、彼女の姿が弥六に見えてしまったのだという。
この後、屋敷の中には弥六とお鈴の生首が出るようになった。井戸のつるべを上げると桶に弥六の生首が入っている。天井から二人の生首が下がっている、などなど…気味悪がった使用人達は一人、また一人と去って行き、吾兵衛もまた廃人のようになって死んでいったという。
http://npn.co.jp/article/detail/19923401/
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13本目 了 .,、 .,、 .,、 .,、 .,、
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( ・∀・)つ |_| |_| |_| |_| |_| とりあえずついたろうそく置いておきますね .,、
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去年の七月の頭くらいか
同僚と海釣りに行くことになり早朝、というか三時だからほぼ深夜に車で走っていた
行きは同僚、帰りは自分が運転することになっており、寝ててもいいんだけど相手に悪い気もして眠気覚ましがてらどうでもいい話をしていた
しばらくして「あれなんだ、すごいな」と運転している同僚が声を上げる
視線の先を見ると前をライトバンか何かが走っていて、その中に沢山の人が乗っているのが見える
四人くらい横並びでその向こうにも人影が見える
サンルーフからは二人ほど頭を出していて、助手席合わせると十人近く乗ってたんじゃないだろうか
二車線になったので追い抜くと、横並びになったときには運転手一人だけしか乗っていなかった
一度も視線をそらしていなかったはずなのに
ええっ?てなってまじまじと見ていると、こちらの視線が気になったのか
運転手は顔を隠すようにしながらウィンドウを閉めた
その時気づいたが、その車にサンルーフはなかった
屋根の上に首が乗ってたことになる
「見んな見んな見んな見んな」と同僚が繰り返す
「なんか知らんが絶対おかしいから見んな」
そう言われてそこで初めてゾッとした
船代を出してまで船で海釣りをしたのに、その出来事のインパクトが強すぎて何を釣ったかも覚えていない
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14本目 了 同僚も同じもの見てたのかな
やっぱり他の人も見るってだけで一気に信憑性が上がるね シコシコシコシコシコンセン
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17本目 了 ブリリリィリリリリリリ
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18本目 了 .,、
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夜中、冷蔵庫を開けるとドダダダダッてすぐ真後ろを人が走り去る音が聞こえた
右から左へ
驚いて振り返っても当然誰もいない
母も弟も寝ているし、誰も台所ですぐ後ろを全力疾走したりはしない
あれから背中が怖い
夜に母や弟に後ろから声をかけられただけでも顔が引きつる
頭がおかしくなってしまったんだろうか、と思う
覚えていないが、小さい頃に父が死んでいてそのときの話を誰もしたがらない
周りの反応からすると、きっと自殺なのだと思う
父も頭がおかしくなってしまったんだろうか
自分も自殺するのだろうか
誰にも相談できないまま年月が過ぎた
ある日の夜、弟に起こされた
ひどく慌てた様子を見て察しはついたが、落ち着かせて話を聞くとやはり同じ体験をしたらしい
変な話だが、その時すごく安心したのを覚えている
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|_| http://i.imgur.com/SdARLoD.jpg
ブリリリィリリリリリリ
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i ブリッ
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20本目 了 「でも私はやっていない!」マイケルさんは、ついに声を荒らげた。
すると、弁護士は一拍おいて、「いいですか、マイケルさん」とこう始めた。
「もしあなたが容疑を認めないなら、警察はあなたを最大23日間
拘束し続ける。そして、警察はあなたが罪を犯したと考えれば、
あなたを起訴するかもしれない。その事件が検察官に委ねられ、裁判で
判事によってあなたに有罪判決が下されれば、あなたは刑を受けることになります」
「その一方で、もし痴漢を認めるのなら、数日のうちに罰金が科され、前科
はつくが、ここから出られるでしょう。考えてみて下さい。
ご家族のことを考えてみて下さい」
留置所に戻ってしばらくすると、マイケルさんは自白することに決めた。
弁護士たちと同様、無罪を主張することはリスクが高すぎると
考えたからだ。
彼の取り調べを行った警察官に対して、彼は今までの主張を撤回。
警察が求める「罪の自白」に合うように、すべての供述を書き換えた。
「このとき、警察は私が実際にそれをやったかどうかを尋ねることは
しませんでした。ただ起こったことだけを尋ねました。
警察は真実には関心がなかったのだと思います」とマイケルさんは振り返る。
今やマイケルさんには前科がついている。心に傷を負ったマイケルさんは
家族とともに日本を離れ、二度と戻ってくることはないと話している。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170904-00186783-toyo-bus_all&p=3 俺「…なめればいいんですか」
おじさん「うん!お願い!」
俺「………んっ」レロレロ
おじさん「ああ、俺くんの口の中、すごい気持ちいい!」
俺「んっ………」グッポグッポ
おじさん「ああ!だすよ!俺くんの口の中にだすよ!」ビュルビュル
俺「……ゴクン……………はい、生フェラとザー飲なんで3000円です」
おじさん「はい…………また今度頼むよ俺くん♪」
おっさんチョロすぎwwwww >>187
こんな板に書き込んでる段階でまともな人生おくれてないからへーきへーき .,、
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提出用書類に不備が見つかり、徹夜で手直しすることになった。
入社二年目でまだ一番下っ端だった俺は外部からアクセスできない必要なデータを本社データベースから取り出して送信するだけの簡単な役目。
修羅場であろう支所とは違って、一人なので気楽にコンビニで買ったお菓子を食べて漫画を読んでたってバレやしない。
日付が変わる頃にはこっちに対する指示はなくなったんだけど、念のため待機しとけって言われた。
「なんかあったらケータイで起こすから寝てていいぞ」って言われたので、応接用のスペースにあるソファに寝転んでた。
ウトウトしているとパーティションの向こうからエレベーターの作動音が聞こえてきた。
こんな時間に誰か来たのかな、って思ったけどケータイを見ても支所からの着信はない。
お菓子を食べ散らかしていかにも寝てましたって顔してるわけで、偉い人だったらどうすっかなとか思ってるうちに扉が開く気配があった。
とたんに大勢の足音が聞こえてくる。
夜中の3時過ぎ、最低限のライトしか付いていない静かなオフィスに雑踏のような不揃いな足音が響く。
あまりの異様さに固まっていると、パーティションの衝立ての間をその大勢が通り過ぎていく。
全員がただ無言で前を向いて歩いている。
年格好も性別もバラバラで、とにかく何の集団か分からない。
まるで満員電車から降りる乗客みたいで、当たり前だけどエレベーターに入れる人数じゃない。
見送ってからもしばらく固まってしまってた。
息が荒くなってて全身鳥肌なのに汗だくになっている。
ケータイを取ってリダイアルすると支所の誰かが電話に出たんだけど、何を話せば良いのか全く考えていなかった。
しばらくハァハァしながらしどろもどろになっていると、半笑いで「ああ、落ち武者出たか?」って言われた。
えっ、落ち武者出るの?ってなった。
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|_| 今から10年ぐらい前の話だけど、季節は秋。その時俺は建築関係の監督をしていたんだ。
5階建ての小さなマンションの解体作業からの仕事だった。おおかた中はがらんどうになり、暗くなるのも早いので仕事終えて家に帰った。
次の朝仕事支度をしていると、先に現場に行ってる解体業者から電話が入った。
なんだかとても焦ってて秋田訛りもあり、よく聞き取れなかったが、すぐに来てくれと言う事を言っているのは分かった。
トラブルかと思い、朝食も食べずにすぐに向かった。現場に着くとパトカーと救急車が止まってて、物々しい雰囲気だった。
慌てて車から降りて駆けつけると、朝電話してきた業者が駆け寄ってきた。相変わらず何言ってるのか聞き取りにくいが、「首吊り」って事は分かった。
兎に角こいつに聞くより警察に聞いた方が早いと思い、出来ることなら見たくはなかったが人が集まってる四階に向けて階段をかけ上がった。
四階に着くと窓から太陽の光は入っていたが、電気がないので薄暗いなか、剥き出しの梁にロープを巻いて、こちらに顔を向けた状態でブラーンってしているのが見える。
前に1度火災現場のアパートの解体に立ち会った事があるが、遺体は運び出された後で、寝タバコが原因らしく、布団に白く人形に焦げてない部分があるのは見たことがある。
その時も見ただけで、その部屋には最後まで入らなかった。
そう、俺は怖がりなんだ。霊感もないし、幽霊も見たことがない。ホラー映画も苦手だ。
窓から太陽の光が射し込んで、影になってるので表情は分からないが、膝がガクガクして中に入れずに立ちすくんでた。
その時。
そのぶらーんとしたのがこちらに近づいてくる。滑るようにゆっくり、途中から加速して凄い勢いて俺にぶつかってきた。というよりすり抜けていった感じ。
俺は凄い変な声を出してヘタリ込んだ。漏らさなかったのが救いだ。 警察官が「大丈夫ですか?」と言い近づいてくる方を見たら、ぶらーんと吊下がってる人は居なかった。
いや。はじめからぶら下がってなどいなかった。下ろした後で、みんなしゃがんだ状態で処理したりしていた。
その後色々と話を聞かれたが、どうやら工事関係者ではなく、昨夜のうちに外から入ってきてここを死に場所に選んだらしい。
俺は、恥ずかしくてあのとき見たことは誰にも言わなかった。
ただ、第一発見者の解体業者の秋田訛りの人は、それから一月も経たないうちに自殺した。
首吊りだった 続けて書こう。
10年ほど前に不思議な体験をしてから、それまでは霊感もなく、幽霊も見たことなければ、人に話せるような不思議な体験もしたことがなかった俺が、不定期だが幽霊らしきものをみたり、不思議な体験をすることになる。
白蛇様
これは今から8年ぐらい前の話。季節は暑かったから夏だと思う。
俺は小さな建設会社に勤めてた。この話は現在もまだ関わってる気がするのでざっくりと書く。
田舎の2階建て住宅を解体してる時だった。施主がちょっと煩い人で1日3回は見に来てブツブツ文句を言って帰る。
いい施主に当たると3時におやつを出してくれたり、高級住宅街の車庫の工事をしたときなんか「ご苦労様、お昼ご飯食べてきて下さい」と言って五千円入ったポチ袋貰った事もある。
でも、この現場の施主は兎に角「1度にもっとたくさん運べないのか」とか「いつ見ても休憩してる」とか、実際決められた時間しか休憩していないのに、いつも粗を探しては言ってやろうという人だった。
その日もちょうど昼休みが終わり、そろそろ仕事始めようかとしているときにやって来た。「また休憩?」まったく嫌味な奴だ。
その時足元で何か動くのが見えた。目をやると白い蛇がしゅるしゅると俺の横を通って施主の横を通り抜けようとした。
俺は「うわ!白蛇だ!初めて見た。」と言うと、施主が木に立て掛けてたシャベルを持って白蛇を叩き殺してしまった。
一瞬空気が止まったような時間の後、「早く仕事しなさいよ!」そう言って施主は帰っていった。 俺はそれまで展示してあるヘビしか見たことなかったから、実際に見たのも初めてだし、白蛇とか神様の使いとか家の守り神とか、小さい頃絵本か何かで見たことがある。何か神聖なもののような気がして、そのままそこにあったシャベルで木の根本に穴を掘って埋めてやった。
他の奴に見られないように小さく手を合わせた。
それから2日ほどして、会社から現場中断と言われ違う現場に変わったのでそこには戻ってないが、半年ぐらいして、社長から聞いた話をする。
当事施主の息子は地方の大学に行ってたらしいが白蛇の事があった次の日にバイク事故で亡くなったらしい。
それで1度中断になった訳だが、二度と再開はなかった。
その後も養子だった旦那が浮気相手と失踪して、その時殆どのお金を持っていかれたらしく、あの女施主は持病の糖尿病をかかえて一人寂しく暮らしているとかなんとか。
不思議は俺の方なんだが、当事12歳の娘が居たんだが、白蛇の事があって2ヶ月ぐらいたったとき娘が夕食の時、こんな事を言ってきた。
娘「お父さん白蛇見たことある?」
俺「おお、現場で1度あるよ」
娘「今日私見たんだけど。それがメールしながら横断歩道で青になるの待ってたら、多分隣の人が動いたから私も無意識に一歩前に出ちゃったの、そしたら何か踏んづけたのゴムみたいな感触。
で、足元見たら白蛇がいて、ぎゃーってなったけど消えたの。
錯覚かも知れないけど、踏んづけた感触は絶対にあったの。
まぁ、信号赤だったから前に進まなくて良かったんだけどね。」
俺は複雑だった、あの時埋めた白蛇の恩返しとか、そんな話だったらいいのだが、
去年の冬、娘が友達と映画に行って暗くなって帰って来た時、玄関開けて「お父さん、ちょっと来てー」て呼ぶんだ。
行ってみると娘が帰って来た時、玄関に白蛇が居たそうだ、わぁ!って声を出してしまって、その声が聞こえたかのようにするすると家の裏に逃げて行ったらしい。
探しには行かなかった。冬だから錯覚か、実在しないものと思ったから。
あの白蛇は俺にとって守り神なのか?ただ、憑いてきてしまったのか… 2ちゃんは最近たまに書き込みをするんだが、他のスレに書き込んだら皆に分かるのか? 勉強不足ですまない。ルールをよく分かっていなかったかも知れない。いくつか書きたかったが暫くロムる事にする。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています