Sさんは、千枚札ももらい、お辞儀もして、舞妓さん(巫女さん)になることを承諾し、さらに名前も住所も教えているから、
契約は強力だった。

部屋の外までお狐さんは追ってきた。
で、お姉さんは、「この子(Sさん)はあんた(お狐さん)のもの(巫女さん)じゃない!」
「あげない」と声をあげた。

夢の中で、徐々にSさんとの距離を詰めていたお狐さんだね。

で、3月にいって、5月というのも、様子見だよ。
神様の三カ月は、そんなに長い時じゃないからね。
狐さんが、ちょうど事を起こすには、三か月くらいたっているから、いい時期とみるべきだね。

「男の人」「真っ青の衣装を着た舞妓さん」「おばあさん」は
狐さん側とみて読んでみるとよく分かるよ。

「同級生」「お姉さん」は、Sさんを助ける側だよ。


Sさんの中には、同級生に化けた存在がいつも守っているはずだから、
手を合わせて、「ありがとうございます」と言ってみるんだね。
感謝が通じれば、涙が出るはずだよ。
向こうが嬉しがっている証拠です。

お狐さんからみた、Sさんは、妹(俺の妹)のような、可愛い存在(めめ愛)なのかな。

これは一つの見方だから、参考にしてね。