京都の実家の話しです。
京都市内ではあるのですが、西のはずれで昔、沼だったそうです。
家は古く、木造だったので常にパキパキ家鳴りがしていました。
その時は音がするのは当たり前に思ってましたが、結婚して初めて実家の家鳴りが
異常なのに気がつきました。
中学の時は二段ベッドの下段で寝ていたら下にしている耳元で、男の寝息が聞こえて
きたり、肘から下の両腕で寝ている時に首をしめられたり、など色んな事の起きる家で
した。
当時、雌猫を2匹飼っていたのですが、2匹ともなぜか一階の台所の一箇所をしょっちゅう、
じーっと見つめていました。瞬きもせず。
その後、私は結婚して実家を離れましたが、あまりにも気持ちの悪い事が起こるので、母が
家をお祓いしてもらおうと神主さんか霊能者か忘れましたが、家に来てもらいました。
すると、一番に何も言っていないのに、いつも猫が見つめているところを丹念にお祓いされた
そうです。何が憑いていたのか母は詳しく言ってくれませんでしたが、猫達には何か見えてた
んでしょうかね。