三ヶ月後にまた同じ時間走るダイヤが来た時「そう言えばここらで鳴ったよなぁ」と思いながら深夜の回送してた時。
ここの高速は掘り下げて作ってあるので横にあるのはコンクリの壁。でもその日はちょうど満月で周囲の景色が見上げるとシルエット状に見えた。二階建ての住宅地、森ともかよく見えた。
鳴ったところは緩やかな左カーブの先だった事を思い出し、「そろそろだっけか?」と思いながら上を見上げたらその上に見えたのは住宅とは違う小さい四角のシルエット。それに無数の棒が刺さってるように見えた。
墓地だった。更にちょっと進んだら寺のシルエット。「えっ、マジか。」と今更ながら寒気が来た。
直後「ピンポーン」