小1の時、四国の遠縁の家に1週間ほど泊めてもらったときの想い出
昼間、たまたま玄関前の廊下を通りかかったら
玄関のガラス戸に、じーっと立ちつくす子供の影が映ってた
身長110〜120pぐらいで、男の子っぽかったと覚えてる
「誰?」と聞いても何も言わないから、戸を開けたら誰もいなかった
家のお婆さんにその話をしたら
「呼びかけても返事をしない人には戸を開けてはいけない」と言われた
まだ子供だったから、「煮ても口を開けない貝は食べてはいけない」的な教えとして
その言葉を素直に受け止めて、別に不思議には思わなかったけど……

今になって、あれはどういう意味だったのかなぁと少し気にかかる
子供の影自体は私の錯覚か、何かの反射だったのかもしれないけど
そういう(妖怪か何かの?)言い伝えがある地域だったのかな
それとも単に不審者が来たら戸を開けるなという意味だったのかしら
そのお宅は事情があって離散してしまったので確かめようがないんだ