0262本当にあった怖い名無し@無断転載は禁止
2017/07/23(日) 22:57:56.60ID:rMX9+CFu0その時は然別峡という所にある野営場(キャンプ場)を目指して
時速20〜30キロ程度で無舗装の道を走っていた。
ちょっとした大きさの沼沿いに差し掛かった時
首に巻いていたタオル(風圧で飛ばない様に端をシャツの中に突っ込んでいた)を不意に落としてしまい
「何かに引っかかったか?」と慌ててバイクを止めて振り返ると
キツネがタオルを咥えて此方をジッと見ていた。
その時は何か微笑ましくなって
「それ欲しかったのか?じゃあやるよw」と告げそのまま走り去ったんだが
後になって「走行中のライダーが首に巻いていたタオルをどうやって取れたんだ?」
更に「もしかして狙っていたのは俺の首で、タオルが身代わりになった?」と考え始め
怖くなって交通量の多そうなルートに大幅に変更したというオチ。