歩道橋を渡り始めたころは
姉のHちゃんとベビーカー2台を並べて十分に歩けた。
ところが次第に人波が増し
危険を感じてベビーカーをたたみ
SちゃんはY子さんが抱き上げ、Hちゃんは手すりの下にいれながら一歩、また一歩と進んだ。

階段まであとわずか5メートルとなった時
Y子さんが突然、後ろからのしかかられた。弾みで
しっかり胸に抱いたはずのNちゃんは前にふっ飛ぶ
手すりに上り、必死に探すJさん。
幾重にも折り重なった”人の山”の中にのみ込まれ
踏みつけられたNちゃんの姿を見つけたのは、しばらくたってからだった。(読売7月29日
http://www.research.kobe-u.ac.jp/rcuss-usm/news/2001/akashi/keika.html
明石歩道橋事件