これもよく昔から言われますね。
人は生きるために命を食す。
生きていくだけで次々と業を負う。
なんと罪深い生き物でしょうか。

私が弥勒様と呼ぶ方は言いました。

毎日地球には膨大な太陽の光が注ぎ込む。
その光が風を生み、雨を生み、恵の水を大地や海に注ぎ込む。
そして植物を育み、動物が恵みを得て育ち、それを食べる動物たちが死に大地に還っていく。
この循環こそが大自然であり全ての根源が太陽なのだ。
見よ。この人間が植え込んだ樹々を。見事なものではないか。
人間でさえこの大自然の循環の中に居て、緑を育んでいる。
自然と人間の共生も可能なのだ。

この言葉をいただいてから自分も自然の一部なのだと言う意識が強くなりました。
ですので食べ物を食す時はこの自然の循環を思い浮かべながら生き物への感謝。
そして根源たる太陽への感謝を忘れません。
緑を育む大地も汚さないように気をつけています。
この感謝の気持ちが生き物を食すことへの業を和らげているように感じます。