同い年の女子部員と対戦して、攻められに攻められ、ブリッジで耐えに耐えたが、力尽きてフォールされ、失神して失禁してしまった、中学2年男子部員。
身長も体重も上回るが、筋肉の発達ははるかに貧弱。
担架で保健室に運ばれ、釣りパンを脱がされ、汚物の処理。
意識を回復して泣き崩れる。

中2というのは微妙な年頃だ。
男の子は、身長でも体重でも、女の子を大きく上回るようになる。それでも、骨格や筋肉はまだ貧弱な子が多い。
一方、強い女の子はさらに強くなっている。身長や体重で男の子に上回られても、成長と鍛練のため、骨格も筋肉もたくましくなっていく。
身長や体重で上回っても、スポーツで女の子に負ける男の子はまだまだいる。
陸上競技のような素の体力がものをいう競技、格闘技のような男性性を象徴する競技で負ければ、屈辱感はこの上ない。
レスリングをやり続けている女の子は強い。お互いの体重や筋力も向上する。
男の子が女の子にフォールされた時に、失神や失禁をしてしまう確率は、小学生のころよりも格段に高くなっていく。