体育の授業必要論者は、
体育の授業がなくなることで運動能力が低下すると主張するが本当なのだろうか?

体育の授業が運動神経・運動能力を養うものであるというのは大間違いである。


【国語・算数などの授業】:
●基礎を教えてから、応用問題を教える。できない子には、基礎から復習させる。


計算スピードが速ければそれに超したことはないが、
だからといって、図形の問題ができない子に
「九九や2ケタのかけ算」をやらせる先生はまずいない。

◎教師の指示に従い、復習に取り組むと
『大抵の場合、学力が向上する。』


【体育の授業】:
●基礎を教えずに、いきなり応用から始める。
できない子には、基礎を教えることをなく、「グランド10周」とか「腕立て」とか「腹筋」をやらせる。
そして、あたかもそれが「基礎」であるかのような「刷り込み」を行う。


筋力や持久力が高ければそれに超したことはないが
球技で玉をうまくコントロールする、筋肉をうまく動かす等の
「運動神経のよさ」「運動スキル」とは別物である。

体育教師は、筋力や持久力をつければ、運動神経がよくなる、運動スキルが向上するかのように刷り込みを行うため、それを真に受けた子が、頑張っても運動神経の向上ができない。

筋力や持久力は一時的に向上するが、
運動神経をよくする方向から遠のくため、「総合的な運動能力」は低下する。

◎体育教師の指示に従い、苦手克服に取り組むと
『大抵の場合、運動能力向上・苦手克服から遠のく。』