千葉・印旛高野球部コーチが暴行、部員殴り歯の神経断裂

春の甲子園で準優勝の経験がある千葉県立印旛高校(千葉県印西市)野球部で今年4月、男性コーチ(31)が
2年生の男子部員(16)を殴るなどして、歯の神経が断裂するけがを負わせていたことが10日、分かった。

 部員は6月に退部し、印西署に被害届を提出。同署は傷害事件として調べている。

 同校などによると、コーチは4月17日夕、同校グラウンド脇の室内練習場で、部員らにエアロビクスをさせた。
部員が反発したため憤慨し、頭を拳で数回殴ったうえ、倒れた部員の顔をけったという。
 部員の保護者から抗議を受けて翌18日、学校側が謝罪したが、部員側は納得せず、6月16日に印西署に被害届を提出した。

 同校は7月6日、県高野連に文書で報告。県高野連は既に日本高野連に連絡したという。処分は未定だが、
12日に開幕する県大会について、川島剛校長は「許されるなら、出場させたい」としている。

 同校は1981年、春の選抜大会で準優勝している。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070710i504.htm