選抜出場４校に厳重注意　高野連の審議委員会

　日本高野連は２１日、大阪市内で定例の審議委員会を開き、部員の不祥事があった第７９回選抜高校野球
大会（３月２３日開幕）に出場する４校への厳重注意処分を決めた。いずれも出場には差し支えない。千葉経
大付（千葉）は窃盗、創造学園大付（長野）は自転車窃盗同席、高知（高知）は部内暴力、鹿児島商（鹿児島）は卒業考査不正行為があった。
　補欠校では、万引があった駒大岩見沢（北海道）も厳重注意処分となった。自転車窃盗が新たに判明した
海星（三重）は部と報告遅れの部長が警告処分相当となり、日本学生野球協会審査室（３月８日開催）に上申されて正式に処分が決まる。
　このほか上申される案件は次の通り。
　【対外試合禁止】
　神奈川・日大高＝部員の部内暴力など▽大分・大分東明＝部員の部内暴力など
▽富山・高岡一＝部員のバイク窃盗など▽千葉・千葉学芸＝部員の喫煙
　【謹慎】
　大阪・大工大高の部長＝部内暴力の報告遅れ▽長野・阿南の部長、監督＝プロアマ規定違反
▽宮城・大崎中央の監督、コーチ＝部内暴力など▽茨城・鉾田一の監督＝部内暴力▽神奈川・藤沢翔陵の監督＝部内暴力
（了）
[ 共同通信社 2007年2月21日 21:01 ]
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/hs/headlines/20070221-00000057-kyodo_sp-spo.html