・1年では、バドミントンを選択した。
ずっと座ってた。座ってる人の方が多かった。成績は、出席回数で決まった。
ここで、友達未満の知人=知り合いが出来て、そこそこ楽しかった。


・2年では、卓球を選択した。
卓球台はたくさんあり、友達同士で10組グループ分けをする事となった。
友達のいない俺はあせったが、運良く、俺以外2人の男が余り、3人で組んだ。俺達が最後の10組目になった。
10組のうち、1組のみ女達だった。

ところが、翌日、俺の組になった男が1人来なかった。今日は休んだと思ったのだが、ずっと来なかった。
5月になると、もう1人の男も来なくなった。俺1人になった。
俺のグループの卓球台は、他の奴らが使うようになった。そのうちの1人は、同じ予備校の同じクラスで俺の後ろにいた男だった。
そいつは、俺を汚物をみるような目で見て、俺を無視して、卓球をしていた。

誰も「一緒に卓球をしよう」と話しかけてくれる人はいなかった。
俺は体育館の隅に座って泣いていた。
出席を取るだけなので、先生は、出席だけ取って、どこかに行った。
その時間、辛かった。