あ、高知県人で思い出したんだけど、坂本竜馬なんかもどうしようもないほどの運動音痴だったそうだ。
弱虫で泣きみそ。町人の子らにまでからかわれて泣きべそを掻いていたそうな。
そんな竜馬がどうして剣道・剣術の達人になれたのか?
「日根野道場」という郷士の子弟の集まる道場が高知城のすぐ北西にあって、
そこに入門したときはいつも泣きながら道場から帰ってきていたほどの弱虫。
この道場から本庁筋の自宅まで距離が少しあるが、ずっと泣きながら鼻を垂らしながら帰っていたらしい。

それでも竜馬はあるとき剣道のポイントというか極意を子供ながらにして感づいたみたいだ。
だからこそ腕を急にめきめきと上げられたということらしい。
それはおそらくは「開き直り」がきっかけだったのではないかと推測でき、
「わしゃあどうせ弱虫じゃきにのーしー」と開き直って吹っ切れた時点から、急激に強くなっていったのだろう。

そうなると、それまで過剰に作用していた「心のブレーキ」のタガが外れたことで、
運動音痴や弱虫であった分まで勢いになって頭角を表わせられたんだと推測している。
竜馬も>>1さんと同じ感激を味わったことがあるに違いない。