市橋達也さんのような決して折れない心が欲しい
強姦殺人犯として1000万の懸賞金をかけられて全国指名手配されたら
誰もが心折れるはず
無人島でヘビ食べたり過酷な肉体労働をしながら
24時間365日あらゆる人間に警戒を払わないといけない。
普通なら諦めて自主を選ぶ。
でも市橋さんは違った。このような状況ながら絵や詩を書いたり
英語を勉強し、多くの本を読み筋トレをする余裕があった。
世界がすべて敵に回っても、決して拭えない印を背負っても
市橋さんは最後まで静かに、そして知性的に戦い続けた。
それは宅間神や加藤神のような派手なものではないが、
だからこそその戦いは最も厳しいものだった。
誰にも認められない孤独な戦いを、ただ己の定めた誇りを守るために
2年11ヶ月続けたのだ。

男が憧れる男とは、市橋達也さんのような人間だろう。