744 名無シネマさん(やわらか銀行) (ワッチョイ 8b9d-gaPh [126.168.128.236]) sage 2022/11/20(日) 01:00:52.08 ID:/bLvJft50
新海もデビュー作たるほしのこえでは
人類の存亡をかけた星間戦争という
大きな物語を志向していたが
高畑勲などに社会性を欠いているなどと
批判された
この場合の社会性とはおそらく家族の問題で
たとえば、ほしのこえなどは
年頃の娘が兵隊に取られるというのに
両親は何の抵抗もしなかったのか
ワイも不思議でならんかった

親の問題、とりわけ父親との関係は
君の名は。ではクローズアップされたものの
天気の子の陽菜の家庭は母子家庭であり
すずめの戸締まりの主人公も震災の遺児として
叔母に引き取られたという設定
男の側も育ての親として祖父の存在が強調され
どちらも父親の存在感は希薄である