山田容疑者

結局、選挙の結果は6回ともに圏外。19年1月に卒業し、「まだ実感がなくて、来週も劇場で公演があるんじゃないかって思う。ファンの人に感謝を伝えられて悔いはないです。ファンのおかげで6年間、わたしは強く活動できました」というメッセージを発していた。当時のツイッターには「ビックリさせてごめんね!」とも書き残している。

 その後は表舞台から消え、地元・名古屋に残りつつSNSなどで細々と発信を続ける日々を送っていた。本名名義でインスタグラムやツイッター、TikTokに動画や写真を投稿し、根強いファンもいたが、実際には仕事がない状況が続いていたという。

 地元社会部記者が語る。

「グループをやめても1人で活動ができるほどの人気はなく、新型コロナウイルスの影響もあったと思うが地元のイベントに呼ばれることもありませんでした。偽名でやっていた出会い系アプリではSKE48の経歴は伏せていましたが、本人は芸能界に悔いを残していたのではないでしょうか。

 同棲相手も地元私大に通うのあまりパッとしない学生です。交際相手が手を染めた詐欺行為の片棒を担がされた形にも見えますが、自ら勧誘役を何度も担っていては『何もしらなかった』という体裁も取れません。いずれにしても警察内ではアイドルの残念な末路という見方が大半です」