メイクは健康美を大切にしながら控えめに

眞子さまご佳子さまがお二人並んだ姿は、健康的で上品なたたずまいです。

内面から光る品のよさはもちろんですが、メイクもその美しさを引き立てるのに一役買っています。

メイクとファッション――。

女性にとって、この二つはとても大切なもの。

以前、眞子さまがホンジュラスにご訪問の折にも、可憐な振袖姿が好感度を急上昇させました。

思えば、美智子さまのお若かったころにも、その装いで外交に一役買ったことがありました。

1962年(昭和37年)、美智子さまが対日感情のよくないフィリピンをご訪問された際の着物姿がとても美しかったことから、
外交関係が好転したのです。

2016年(平成28年)のフィリピン再訪の折には、その時の美智子さまの着物姿の写真を握りしめて、再会を楽しみに待って
いた人もいたほどでした。

「皇室外交は、千人の大使派遣より効果的」

といわれる理由です。

美智子さまの着付けとメイクを長く担当していたのが、遠藤波津子美容室でした。1960年(昭和35年)の初めてのアメリカ訪問
の折には、先代の遠藤波津子さんが御用掛として同行し、着付けとメイクのお手伝いをしました。

遠藤波津子美容室のメイクは、健康美を大切にしながら、すっきりと上品に仕上がるのが特徴です。あまり強めにしないところが
いいのです。