しかし弁護士はあとでモロモロバレたら自分達の信用問題になるから、ある程度は調査もするし
聞き取りもちゃんと行う。そして、運営のストーリーは嘘八百で、山口真帆が正しいと先生方は理解
する。しかし依頼人はＡＫＳ。弁護士のテクニックを最大限生かして、「真実のすべてではないが嘘
だけは書かない」という報告書が出来上がる。
山口真帆の被害は狂言ではない。
山口真帆の恋愛のもつれではない。

問題のある繋がりはあった。事件についてメンバーの関与はなかったとは明言しない、確認できなかった、
と書く。
運営のガバナンスには問題がある。

だが、斜めにしか読んでなかった。
当初のストーリー通りに記者会見を進め、松村はコテンパンにされる。

少女たちの安全や被害者のケアなどどうでもいいからお金もうけがしたいＡＫＳは、とにかく仕事なんだ
からちゃんと表面上だけ仲良くやれよ！と社長が乗り込んできてメンバーを恫喝。玲奈さんりこさんが
絶望し、卒業の意思を固める。チーム制が維持できなくなるのでチーム解体。玲奈さんりこさんのチーム
Ｇ最後の公演にはそばにいたい、と真帆さんが参加。
吉成社長の暴言を暴露。卒業発表。

世間から大バッシング、
卒業を発表したことで、大手事務所が真帆さん確保に動き出す。研音やナベプロが真帆さんについたと
知り、これはヤバイと秋元康が掌を返す。

秋元康が真帆さんについたと見せかける必要が生じたことで、顔に泥を塗られて激おこ状態の社長も松村
も早川も、真帆さんたちの門出の邪魔ができなくなった。

卒業公演に妨害が入ったら今度は秋元がこれ見よがしに叱責してくる。黙って見送るしかない。

一方、不良債権化したＮＧＴからはスポンサーが剥がされる一方。
事務所つきの荻野が動くたびに抗議が殺到するので、仕事を入れることができなくなりホリプロ激おこ。
ＮＧＴ運営に残留メンバーのイメージ回復を早期に図れと言われるが、

その矢先に誤爆で目も当てられない有り様。

とにかくＮＧＴが出てくるたびに抗議が殺到する、という状況を何とかしないといけない。
世間の同情を集めるなり疲弊させるなりしないといけない。
ＡＫＳのお金もうけのために。

早川支配人が「メンバーは苦しんでいます」と発言しに出てくる。

でもメンバーは割りと楽しそうなのでもう救いようがなかった。
ホリプロも一応この流れに合わせ「荻野は精神的にギリギリです」とか発表したけど本人がディズニー
に行ったり加藤の誤爆に話題さらわれたりして相手にしてもらえない。

一斉に襲ってくる批判の嵐に、早川アカウントは言い訳を重ね、ついあらかじめＡＫＳ内に共有された
「第三者委員会の調査報告」予定ストーリー設定を混ぜ込んでしまうために話が矛盾だらけに。

ただお金もうけをしたいだけなのに。
どうしたらお金もうけをさせてくれるの！？

今ここ？