今日の握手会で僕はようやく気付いた。
僕の心が、血管が、全身が、本能で潟姉を愛してるんだ、と。

どんなに蔑まれようと、僕は潟姉を見捨てない。
だって本能が潟姉を求めているから。
僕の今世での運命というやつは、どうやら西潟茉莉奈から離れられないらしい。やれやれ。