何よりも大事なまほほんを驚かさないためにまほほんに棒で突っつかれても我慢するブラ紐になってしまった俺

と、そこに鳴り響くまほほんのスマホ

「うん、うん・・・えっ!?俺君が・・・」
なんて俺の名前を叫んだきり絶句するまほほん

なんだ!?何があったんだ

ブラ紐のくせにまほほんの背後で息を潜める俺

スマホの画面を見つめて肩を震わせるまほほん

「俺君・・・」
俺の名を呼び泣いてる様子のまほほん

「まほほん!俺ここにいるぞ!」
肩を震わせ泣いてるまほほんに堪らず声を出してしまうブラ紐の俺



「俺君なの・・・?」
ブラ紐の俺に戸惑いながら話しかけるまほほん

「ああ、俺だよ、しばらくぶり」
高校以来2年ぶりに会うのにまさかのブラ紐になってしまった恥ずかしさを押し隠す俺

「しばらくぶりなんて言ってる場合じゃないと思うんだけど・・・いつから・・・ブラになったの?」
不条理な状況に戸惑いつつも受け入れ始めてるまほほん

「まほほん違うんだ、ブラじゃなくてあくまでブラ紐なんだ」
ブラ紐になってしまってもそこは譲れないブラ紐の一分な俺に

「どっちでもいいでしょ!面倒くさいな!」
なんて不条理な状況に限界が来たらしくおっとり怒るまほほんだから好き