魚沼産コシヒカリ「特Ａ」から初転落 「残念」…新潟の関係者に衝撃 ８月の低温、日照不足影響か
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日本穀物検定協会が２８日発表した平成２９年産米の食味ランキングで、新潟県魚沼産コシヒカリが平成元年から続いた５段階評価で最上級の「特Ａ」から２番目の「Ａ」に初めて転落し、
国内を代表するブランドとして誇りを持つ魚沼地域の関係者にショックが走った。ただ、県内の稲作振興施策を担当する県農産園芸課は冷静に受け止め、今後の評価回復に努めるとしている。
魚沼産のランク落ちは同協会の担当者も「びっくりしている」と驚く結果だった。同課の牛腸真吾課長は「残念だが、これも一つの評価」とした上で、
昨年８月中旬以降の低温と日照不足で中越地域の作柄が良くなかったことを要因に挙げた。「食味が変質し（稲が発育・肥大する）登熟がばらついたのかもしれない」とみている。
ただ、食味ランキングは「サンプルに対するもので全体の評価ではない」と指摘し、激しさを増す他県産とのブランド競争への影響は否定。「食味品質を確保する今後の取り組みに生かしたい」とした。
http://www.sankei.com/economy/news/180228/ecn1802280062-n1.html 魚沼産コシヒカリの作柄（2000年以降）
00年「ここ数年で一番出来が良い」
01年「10年に1度の逸品」
02年「1976年以来の品質」
03年「10年に1度の当たり年」
04年「品質は昨年より良い」
05年「出来は上々で申し分の無い味」
06年「ここ10年で最高」
07年「過去10年で最高と言われた2006年を上回る出来栄え」「2000年以来の出来」
08年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
09年「味が良く中々の出来栄え」
10年「ここ数年で最高」
11年「昨年同様良い出来栄え」
12年「コメ独特の柔らかさ、甘さが豊かで上質な味わい」
13年「豊かな甘さと程よい歯ごたえが調和した味」
14年 ｢過去５０年でも素晴らしい出来｣
15年 ｢1950年以降最高の出来といわれた2014年と同等の出来」
16年「近年の当たり年である2014年に匹敵する出来」
17年「魚沼コシ史上最悪の不作」 →特Aランクから陥落
18年「小粒だが品質の高い魚沼コシが収穫できた」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
