2001年5月29日
                      東京めたりっく通信株式会社
                       代表取締役社長 東條巌

平素は弊社DSLサービスをご利用頂き、誠にありがとうございます。

本日、5月29日付け朝日新聞等での「東京めたりっく経営危機」等の記事が
報道されましたが、この件に関する弊社の公式見解は以下の通りです。

記事の通り、資金繰り悪化は事実であり、現在約40億円の債務を抱えています。
昨年秋から本年初頭にかけて、東京都内及び横浜の一部エリアの118局につい
て、計画通り、展開致しましたが、当初に予定していた金融関係からの融資が
受けられず、現在の状況に至りました。

その一方、弊社では、来月に第三者割当増資を予定しており、鋭意、応募先候補
と交渉をしております。また、売上高は月間3億円に達し、このままの伸びで
推移し、かつ抜本的な事業改革が実行できれば、本年秋以降に営業損益が黒字化
する見通しです。この短期目標へ向けて大幅なコスト削減、販売強化、組織
改革に着手致しました。

弊社は、現在サービスをご利用頂いているお客様を最優先と考え、今後も全て
のサービスを継続して提供致します。また、自社の抜本的な改革を推進するのと
平行して、戦略的パートナーとの提携交渉も引き続き、精力的に模索していく所
存です。

ブロードバンドサービスの本命であるDSLサービス市場の勢いは一向に衰える
状況にありません。日本のDSLサービスの先駆けである東京めたりっく通信は、
既に約2万5千をこえるお客様にサービスをご利用頂いております。

東京めたりっく通信は、創業時のベンチャー精神に立ち返り、熱いご声援を賜
りましたユーザの皆様、関係企業・組織の皆様のご期待にお応えするべく、経営
再建に邁進して参ります。今後とも変わらず、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。
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( ´∀`)<がんばるのれす!