計算屋とシステム屋の違いだね。
計算屋は、その時復号できなければそれでいい、今解けないんだからそれでいいだろ、
って考えが多いね。

システム屋は、システムが将来まで使用可能かどうかという点で評価するから、
今は見つかっていない解法や脆弱性、計算以外による復号方法の漏洩の可能性を考慮して、
暗号化を補助的なものとしてしか考えないのが一般的。少なくとも、「絶対他者には復号不能」
としてはシステムを売り込まない。

俺は計算屋のいう指数オーダで計算量が爆発的に増えるから安全というのは詭弁だと
考えている。それが、最大値を意図するか、解読までの期待値を意図するかは人によるが、
最短時間で解析されてしまう可能性を考慮していないヤツが多すぎ。