【光ファイバー】KDDIのFTTH
光通信事業分野で、電力会社の事業部を取り込み
JRとも新幹線沿線地域向け事業で提携し
NTTを追撃する体制を必死で整えているKDDについて語れ。 KDDI、JR東と光回線事業――新幹線沿い、12万世帯向け
KDDIは東日本旅客鉄道(JR東日本)と共同で、
新幹線沿線地域向けの光ファイバー通信事業を4月から始める。
JR東が持つ業務用の光基幹網を活用、
沿線の各家庭まで通信回線を引き込む。
対象は12万世帯でKDDIが現在持つ光回線顧客の約2割に相当する。
KDDIは今年1月に東京電力の光通信事業を買収しており、
買収・提携戦略を通じ先行するNTTを追い上げる。
KDDIがJR東と光回線を共同で敷設するのは東北新幹線の東京―盛岡間と
上越新幹線の東京―新潟間の沿線地域。
線路両側それぞれ約250メートルの範囲に光回線を敷設。
JR東が運行管理のデータ送受信などに使っている
新幹線沿いの総延長5300キロメートルの光ファイバー網と結ぶ。
基幹網はKDDIが有料で借りる。
JR東が業務に使っている通信網を他社に貸し出すのは初めて。
[2007年3月10日/日本経済新聞 朝刊] 幹線は線路に敷設されたダークファイバを借りて その先にカプラを打って加入者を取り込むわけか...
鉄道系DFってめちゃめちゃ高かった気がするんだが 元取れるんだろうか これは実は、新幹線難視聴対策用CATVの利権をKDDIのFTTHに払い下げる
ってことらしい。おれの家にも、デジタル回線にするから同意してくれと言ってきた。
東京都北区の例 http://www.ukima.info/tv_news/digitaltv1.htm
要するに、
-アナログCATV網をFTTHに入れ替える
-各戸への接続工事は無料
-2011年7月の地上波TV停波まではこれの再送信だけは無料
-地デジ、電話、インターネット、などを有料でサービス
ということ。
CATVからFTTHに抵抗無く移行させようという、うまいやりかたかも。
JRは、「地デジは品質が良く新幹線の電波妨害がない」ということで
難視聴対策を放棄するらしいので、住民にはその代替が必要だから。
しかし、旧施設の放棄、新施設の敷設、2011年からの地デジ再送信有料料金聴取
についての契約を取って歩いているKDDIは、手続き面で突っ込みどころ満載。
-地デジ受信には、各戸でアンテナを立てる、地元の別のCATVに加入する
という選択肢もあるのだが、ほとんど教えない
-契約書には、アナログ波再送信は無料とは明記しない
-地デジ有料再送信は、2011年8月から再契約なしにいきなりチャージ
-地デジ延期の可能性や、その場合の対応はパンフ、契約などどこにも記載がない
-KDDIに切り替えなくても、アナログCATV網は破棄する(2008年見こみ)
-アナログ放送停波までまだ4年もあるのにデジタル化するのは、KDDIの都合らしい
いくら、FTTHを各戸一斉に突っ込めるチャンスだからといって、
あまりに強引すぎると、企業イメージを落とすと思うのだが。 >線路両側それぞれ約250メートルの範囲に光回線を敷設。
新幹線難視聴対策地帯
どこでも有る話だね。
JRが金を払いたくないと言うのが発端だから。