>>305
芸大を取り仕切る人間の頭の中がそうなんだよ。
教員も職員も。
一番格式が高いと言われる教授のレッスンを聞いてみるといい。
「そんな表現では聴衆を感動させられない」とか「聴衆に伝わらない」とか
必ず「聴衆」と言う言葉が出てくる。
つまりそのレベル。聴衆のために弾くのが基本。
「芸大」ってもののスタート地点が19世紀なんだよ。
サロンで貴族相手にやる娯楽音楽なんだよ。
そしてそのレベルから一歩も前進できていない。それが今のレベル。

私達はその「聴衆レベル」より高い水準の演奏を追い求めているの。
教員の頭も職員の頭もそれについてこれるとは思っていないわ。
15年20年経ってみんな引退した頃、そして私達の中から教員になる者が現れ出した頃から本当の改革は始まると思っているの。