指揮者とはまず初めに優れた「演奏家」でなければいけない。
その「演奏家」とは一人で楽曲全体を管理できる楽器でなければならない。
指揮は楽器の管理がオケの管理に変わったに過ぎない。
練習方法は楽器と同じである。
ミスを克服し、
楽譜という設計図を頼りに次第に自分の思うとおりに楽曲全体を構築して行く。
オルガンでも良いが、ピアノの方がもっと良い。
それで厳しいリズム感とテンポ感がつく。
強弱の急激な移り変わりも微妙に表現することができる。
オルガンは足があるけれども、
ピアノの第三声は弾き歌いなどによって克服することができる。