クラシックの輸入が始まってから百数十年がたった。
瀧廉太郎以来すでに立派な「文化的伝統」が形成されたと言っていい。いまではもうわれわれ皆に必須なものとなった。
邦楽と同様、「伝統的文化遺産」として社会的な保護が必要だ。
単に市場原理に委ねて音楽をめためたに切り刻んではならない。
公立学校を増やすとか、音楽家、音楽施設、音楽活動に補助を行うとか、
ヨーロッパですらいろいろと保護しているそうじゃないか。