>>21
爪先を真っ直ぐにして実施する場合には、踵側(手前側)に重さを載せる事で大臀筋に効かせる訳だが、
同様に爪先を外向きにした場合にも、手前側つまり足(foot)の外側にバーベルの重みを載せて
バーベルをリフト(スラスト)しながら外転する(膝を開く)様にしたら、外転筋(中臀筋)側に入るのでは?
スタンス(両足を置く幅)自体はあまりワイドにせず精々腰巾〜肩巾程度にして、バーベルを上げながら膝を開いて行く様なイメージである。
周長60cmの輪になった「ミニバンド」と云う商品が有るのだが、それをギアとして用いると更にそのフィードバックが得易い。
股関節の軌道としては伸展と外転との中間ぐらいの代物となる。
これを極端にした種目が↓で、
https://www.youtube.com/watch?v=HyCiZVMMDW4
↑迄行くとバーベルを載せるのが形状的に痛くて無理になるのだが、此処迄にはせずともまあ概ねその方向性である。

こんなんでイメージは掴めますでしょうか?
…嗚呼そうか。だからこの場合、足が地面を圧すベクトルは真下ではなくやや内側前方となって、
両足の合力は横方向には相殺されるが、前後方向には、地面を前に圧し、ベンチを後ろに圧す事になってしまうから、
背もたれにしているベンチがずりずりと後退しない様に、
私はほぼ本来の用途では使わなくなって余らせているダンベル用の5kg等のプレートを
ベンチの両脚の後ろに左右各々約50kg分程積み上げて中に芯として28Φイレクターパイプを挿して
滑り止めとして流用しています(何と無くバベルの双塔と呼んでいる)。