>>177
スポーツでも勉強でも仕事でも、素質×努力×運=成果だと思います。
ただ、「ノーギアで250s挙げられる人」が試合に出てこない。何故か?

それはパワーリフティングがマイナースポーツで、実生活には何の功利も無いからです。

でもソコが良いと思いません?私はソコが良いと強く思います。

パワーリフティングは実社会においてはなんの利益も生み出さず、注目もされない。
知る人すら滅多にいない。90%はウェイトリフティングと混同してますw

でも、これって究極の自由、究極の遊びだと思いませんか?
実社会の全てのしがらみから離れ、パワーラックの中では、プラットフォームの上では、
全ての人が平等で、自由で、孤独で、仲間に囲まれています。

自己ベストのスクワットに挑むときは恐怖を感じます。そして成功させた時は世界制覇をしたような気になりません?
私はいくつか競技スポーツをしましたが、あの達成感は格別です。
我成すことは我のみぞ知る。

その成功試技は自分の成し遂げた事であり、その結果は何人たりとも犯すべからざるものです。
誰も知らない、誰も気にもしない事であってもそれは達成であり、成功です。

試合に勝った翌日、ジムに行って自分をよく知る仲間に一度だけ「おめでとう」と言われるのは最高でした。
パワーを知らない人にいくら褒められても、少々新聞に載っても面はゆいだけです。

自分のやり遂げた事って、それをよく知る人にしか知って欲しくないような感情は無いですか?
私にはありました。

もちろんパワーリフティング競技が盛んになる事は大いに嬉しい事です。
だけど競技規模が今とそれほど変わらなかったとしても、自分の楽しみ、喜びが減じるとは私は感じません。
だって実利じゃないもの。パワーリフティングは自分の心の中にある物です。

うーむ、考え方までマイナーにならんようにしないと(^〜^)