ほうれん草には、実にレモンの2倍ものビタミンCが含まれているので、より消臭効果が高い食べ物なのです。

体の臭いの原因となるのが便秘であることがあります。

腸内環境が悪くなると、便が排出されずに腸内に長くとどまります。

時間がたつと便は腐敗していき、有害物質が発生します。やがて、行き場のない有害物資は、血液に吸収され、毛穴から汗や皮脂と一緒に排出されます。

さらに、吐く息からも排出されるので、腐敗臭のような強い口臭がでてくるのです。

ほうれん草は、胃腸のホウキと呼ばれているくらい、便秘を解消する食べ物として知られています。

食物繊維が豊富に含まれていますし、ほうれん草に含まれているビタミンB1は、腸のぜん動運動を活発にします。

腸内にたまった便を、ホウキで掃き出すかのように排出してくれるのです。