https://www.amed.go.jp/news/release_20200904-01.html

成熟した骨格筋では、サテライト細胞は通常、休止期の状態で存在しています。筋損傷等の刺激が入るとサテライト細胞は速やかに活性化し、増殖を繰り返します。その後、筋分化し、既存の筋線維あるいは互いに融合することで筋線維を再生します。すなわち、損傷後、筋線維が再生されるまでには、サテライト細胞の活性化、増殖、筋分化という3つのステップが必要になります。しかし、最初のステップである活性化はどのように誘導されるのか、その仕組みについてはほとんどわかっていませんでした(図1)