過剰なタンパク質の摂取が、腎機能を悪化させることはよく知られています。 その機序としては、タンパク質摂取により腎臓に負担がかかるためと考えられています(糸球体過剰濾過説)。 腎臓学会でも、1日1.3g/kgBWを超えないことが、目安とされています。

体内の分解過程で必要なくなった窒素はアンモニアに変わります。アンモニアは私たちの体にとって有害な物質であるため、肝臓で無害な尿素に変換されたのちに腎臓で尿として排出されます。

このときにタンパク質を過剰に摂取してしまうと、その分多くの窒素を尿に変換しなければならなくなります。そのため肝臓や腎臓にかかる負担が普段よりも大きくなり、内臓疲労を引き起こしてしまう可能性があるのです。

肝臓機能が低下したまま過剰なタンパク質摂取し続けるとアンモニア脳症のリスクが高まる

この辺、グリコの素人向け説明に書いてあるぞ