馬場孝司が

するとそこには小さな獅子唐が……。その選手は顔を真っ赤にして逃げるように風呂から出て行きました。
それから何年も経って、互いにベテランと呼ばれる歳になって、そのビルダーは東京大会を代表するビルダーになったのと
同時に非常に態度のでかい老害になったんです。私の囁き戦術なんかもまるで通じない。
そこで私はその若い頃の風呂場の一件を思い出し、こう囁いたんですわ。

『たかし、お前は態度がでかいのに、ナニは小さいのう』って。
そうしたら馬場の顔が信号機みたいに真っ赤になって……。その打席では効果があったんですが、次の打席では
空振りの振りをして私の頭をバットで殴りおったんですわ。
まあ、ボディビルが大らかだった時代の話です」

**無記無記名** · 2018/10/18(木) 23:05:21.69

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