人は過去を考える時に、必ずうまく行った仮想の過去と比較して物事を考える。
つまり、勝ち目がない相手との比較をし続け、後悔し、未来への活力を削っていく。

例えば、大学受験で失敗した人間は第一志望に入った未来と比較し、後悔したりするが、
第一志望の大学に通っていく通学経路において交通事故で死ぬ可能性やその大学での
人間関係で悩んで自主退学する可能性は全く想定しない。
第一志望の大学の良いところしか考えないのである。

そんなことをしても無意味、何の得もない。