「マイルドヤンキー」とは何か、どんな意味なのかというと、地元に根ざしながら生きるのが好きで、
同年代の友人や家族との仲間意識をかなり大切にしながら、生きていく若者のことを言います。

マイルドヤンキーたちは、現代の一般的な若者が好むと言われている、
港区で暮らすことや、自由が丘や二子玉で生活することを好みません。

最近の若者は、車に乗らない、車は買わない、など、高級なものを買うことに
対してもの凄く後ろ向きな気持ちを持っていると言われているのですが、マイルドヤンキーはその逆で、


車は買う・車に乗るかと思えば、昨今ニュースなどで騒がれている
「晩婚化」や「少子化」にも反比例しています。

マイルドヤンキーは若いうちに結婚して、早く子供を持ち、「親として一人前にやって行くんだ!」という、
今の若者にはなくなってしまったはずのかっこいい姿勢を持っているのです。

それならマイルドヤンキーたちは「人生にとても前向きな人たちなのか?」
と思ってしまうと思いますが、新人類・マイルドヤンキー達の生態は、いいことだけではないんです。

マイルドヤンキーは、おひとり様が増える都会とは逆に、仲間と同乗して車を使うことを好み、1人行動があまり好きではありません。

仕事は、海外に行って活躍したい!なんてことはこれっぽちも思っておらず、
地元企業に勤めて週末は幼なじみとショッピングモールに出かけるのが大好き、行動エリアは驚くことに、
たったの半径5キロメートル以内で完結するという、「小心者なの?」かと思ってしまう程行動範囲が狭いのです。