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同じカロリー余剰でも、
ヒトは「油脂(脂肪の効率的合成材料)」の多い食事が油太り誘発(似た研究多数)

逆に、アジア伝統食(高炭水化物)だと体型をスマートに維持しやすい

 ▽過剰な糖質…糖質から合成できる脂肪の量はわずか、変換も非効率▽
 ◆過剰な脂質…ほぼ全部、脂肪組織に蓄積◆

★ 同じエネルギー量を摂取した場合でも、ごはんなどの高糖質食と比べ
★ 肉や油の多い高脂質食の方が肥満しやすい

  ことが、スイスの研究グループによって明らかにされています。

  この実験(図A)では、食物が体にどう消費されるかを調べています。まず、9日間にわたり毎日、
  対象者に 通常の1.6倍にあたる脂肪を摂取させましたが、体内で脂肪の消費量は増加しませんでした。
◆ つまり、余分に摂取した脂肪は、ほぼ全部が脂肪組織に蓄積されたのです

〔元のページ: http://www.okome-maistar.net/guts/morestrong.html
 更にスイスの研究チームは同じような過食実験
 の結果から、
 「ヒトの肝臓はラットと異なり糖質を脂肪に変換する能力はほとんど無い」という論文をアメリカ生理学会で発表しました。その総説論文では、

 @ 余剰のタンパク質、糖質はその日のうちに代謝されるが、脂肪は蓄積される。
 A 糖質を脂肪に合成するには約25%のエネルギー消費が必要になる。
 B 中性脂肪はエネルギー消費なしで体脂肪に合成される。
 C 高糖質食条件下でも脂肪合成は1日10gを超えることはない。
 と結論付けています。
〈略〉
 余分に摂った糖質を脂肪に変換してしまうと、
 そのエネルギーを二度と脳で使えなくなるから困るわけです。

▽ そのため、ヒトは余分に摂った糖質を肝臓と筋肉でグリコーゲンとして蓄えます。