トレーナーのキャリアについてのお話
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トレーナーの現実

プロ野球やプロサッカーなどのメジャースポーツチーム以外は資金かつかつの状況で活動しているところが多く、

トレーナーにそんな多くのお金を出せないのが現状なのです。

いいところでせいぜいフリーターが少しがんばりましたくらいのお賃金をもらえるくらいです。

そのくらいトレーナーは稼げません。

晴れてメジャースポーツのトレーナーになったところで、大抵の場合は単年契約、いつ肩を叩かれるのかもわかりません。

そうなると、大抵の場合は色々な現場を掛け持って生活資金を得る、という方法をとらざるを得なくなりますが、固定給があるわけでもなく福利厚生を受けられるわけでもない、

いつプータローになるかわからない。といった現実を背にして働くことになります。


2020年に東京五輪が開催されるーー!とスポーツ業界は盛り上がっています。それに備えて昨今では色々な大学や企業でアスリートを乱獲して、

それをサポートする我々トレーナーも、一社会人として雇用されるまでになっています。

だけど、笑おうが泣こうが喚こうが、いずれ東京五輪は終わります。

オリンピックスポーツのために雇用されてたサポートスタッフは「契約満期」ということで他の現場に行かざるを得なくなるでしょう。

残るのは「ホンモノ」か「強烈なコネを持っている人」どちらかです。これは誰が悪い、とかいう話ではなく、もうどうしようもない話なのです。