ある夏の日、狐のお面を被った男が額に汗して働いていました。
その姿を見ていた首からカメラをぶら下げた馬鹿ヅラは笑いながらこう言いました。
『何やってるんですか?こんなに暑いのに働くなんて馬鹿みたいですよ!』
狐のお面を被った男は馬鹿ヅラにこう返しました。
「今のうちに働いておかないと将来きっと困ります。馬鹿ヅラさんも働いた方がいいですよ」
しかし馬鹿ヅラは
『今から将来の事考えてどうするんですか?将来の事は将来考えればいいんですよ!』
狐のお面を被った男は呆れ果て、その場を離れました。
時は流れ、狐のお面を被った男は決して楽とは言えませんが年金を貰いながら悠々自適に暮らしていました。
そこにボロボロ衣服を纏った馬鹿ヅラが訪ねて来てこう言いました。
『カタボりそうなんでプロテインを一杯貰えませんか?』
狐のお面を被った男は無表情ブロックしました。
馬鹿ヅラは働かなかった事を後悔しました。

おい馬鹿ヅラ。後悔先に立たずだぞ!
働いてもうちょっといいヅラ買えや馬鹿!