例えば「痛み」というのは主観的な現象で、患者としては症状そのものだ
だから、実際に何が原因であっても基本的には痛みさえ消えればよく、そういう場合にプラセボは気のせい以上の力を発揮する
なぜなら痛みそのものが大なり小なり気のせいだからだ
そうしてるうちに本当の原因も自然治癒し名実ともに治ってしまうと、ああプラセボって凄いな、となる
ところが悪性腫瘍は外科的に確認される客観的なものであり気のせいでどうにかなるものではない