>>161
上腕二頭筋はその名前の通り、2つの筋腹(紡錘)があり、肩側でそれぞれ付着位置が違います。
検索すれば解剖図等は見られますが、幅を持たせるには両方の筋腹を鍛えて横に押し広げる感じの成長のさせ方が必要になります。
凡そダンベルカールは上腕を体側に添わせてぶら下げ、ダンベルが肩に近づく位置でフィニッシュの往復で行ってると思います。
これは付着位置が肩関節横にある短頭は最後まで収縮させられますが(最後に小指側を手前に持ってくるようにするとさらに良い)、長頭は関節を通して肩甲骨側の鳥口に付着している為に収縮が不足し、十分な刺激とまではいきません。
そこで、カール台を使ってのプリーチャーカール(腕が最初から前に出てる)、若しくは立位で行うカールでは肩まで近づけたらさらに上腕自体を体側から前に持ち上げ(ボクシングのアッパーのように肘を前に)長頭を収縮し切らせるイメージを持たれると良いでしょう。