私も、ぶら下がり健康器だとか、公衆トイレの「男子」小便器用手摺、ぐらいの狭さが丁度良いと云う認識です。

実施中に小胸筋の収縮感覚を得る成功率を高める為の事前の下拵えとしては、
実際に平行棒に乗って肩甲骨に体幹を吊るして受動的な重力負荷を受ける前に、
収縮感の予習として、肩甲骨下制動作中にぎゅっと小胸筋に力を込めてスクイーズさせると云う
能動的意識的なコントラクトをしてみて、
上手く力が入る時には体の他部位はどんな連動をしているかとかをフィードバックしておくと、
本番でも上手く入る率が上がると思う。
肩甲骨を下制しながら顎は頷く様だとか、腹筋にもやや力が入るらしいとか。

後は実際にぶら下がって1レップ目で肩甲骨を下制し小胸筋を最大収縮した状態で止めながら、
膝や股関節の屈曲伸展状態がどんな風になっていると小胸筋に負荷が入った状態で姿勢の安定が保ち易いかを確認してみて、
どうやら膝関節は伸展して、股関節はやや屈曲して、やはり全身が浅い「く」の字になるぐらいが良い様だなと思い出す、だとか。

肩甲骨下制には小胸筋の代わりに僧帽筋下部が働く余地も有って、
僧帽筋下部を働かせずに小胸筋にばかり働かせる事を狙うのであれば、
単に下制するだけでなく、外転も伴ったら良いので、
下制&外転を最大限に保って空中に浮いている時にどんな姿勢を取ったら姿勢が安定するか、
その型を最初の1レップ目のトップ位置で留まりながら確認して、
後は毎レップ、トップでぎゅっとスクイーズ、トップでぎゅっとスクイーズ、トップでぎゅっとスクイーズ…
を繰り返し、時々トップでスクイーズしながら10秒ぐらい数えて耐え、
そのままゆっくりとネガティブを効かせながら下がってボトムに達してから、
すかさずまた何レップかクイックでトップでぎゅっと一瞬スクイーズ、を繰り返す、
みたいな事をしたらしっくり来ると思う。

後はもしも体重だけでは軽過ぎるのであれば、ダンベルを素股に挟むなり柔道帯を骨盤に引っ掛けてプレートを吊るすなりして加重とか?