乳首の位置は概ね大胸筋の下縁であり、乳首を中央とする乳房とは位置がずれる。
と云う事で私は胸筋の形で乳房そのものを偽装するのは諦め女性ホルモン摂取に走っている為、
胸筋と乳房による二段乳房が形成せぬ様に大胸筋下部種目は控えて小胸筋種目ばかり行なっている訳だが、

それはそれとして、位置関係を無視して形だけ考えるなら、
乳房を想起させる形状の胸筋の持ち主と云うのは確かに居る様だし、
それを目指して実現する事もきっと人によっては不可能ではないのだろう。

下乳の縁を分厚くして胸筋によるバージスラインを演出するのであれば、
ディップス等で大胸筋下部繊維を肥大させて、己の胸筋の形状を占ってみると云うのはどうか?
デクラインでのプレスやフライとか、フリーではないがケーブルクロスオーバとか。

己の各筋繊維の両端がどの位置に付着していて、大胸筋全体でどんな輪郭線になっているかは、
多分個体毎に生来決まっていて、微妙な配置を張り変える事は外科手術でもしないと出来ない気がするので、
いざ盛り上げてみたは良いが、胸筋の輪郭線がどうにも丸っこくなくて乳房に似ない事は如何にも有りそうな話だ。
取り敢えず試しに或程度胸筋の輪郭がくっきりする迄先ずは盛り上げてみてはどうか。
で、盛り上がり方の偏りが気に入らなければどの辺りの繊維を肥大すれば辻褄が合いそうかを考えて
改めて次の手を打つ、と。