90年代後半になる頃には、そんな武勇伝を鵜呑みにした後継者達に悪影響が出始めた。
昨日今日始めたばっかりの初心者まで、それが最高だと思い込んでいるんだよな。
この頃からSプロ狂信者時代の幕開けだ。

確かに二重袋のBCDしか無かったような時代は、抜けも良いしバランスも最高だったが
Sプロの独壇場だったBCDのマーケットで、他社もスタビに追いつけ追い越せと
日進月歩で研究開発され進化している時代に、Sプロが犯してしまった最大のミスは
自社製品を進化させる事を怠った点である。そう、まさに恐竜である。

例えばSASがイレイザー開発にあたり採用した生地は、m /¥2,000−以上の生地をチョイス。
かなりのオーバースペックで耐久性も半端じゃなく色落ちなんて論外。Sプロの生地は、m /¥500−以下。

スタビと並びジェットフィンも妙な伝説になってる。
これも古典ダイバーの思い込みから始まり進化しなかった例だ。
フィンも日々研究されて、各社思考を凝らした独自理論で競争するなか
ジェットフィンは、21世紀の時代にベルトを留めるバックルが金具って。。。

Sプロ信者達は純粋に他社製品と比較してるのだろうか?
悪い事は言わぬ。早く目を醒ましなさい。