「今日は外株損切り祭りだ!損切り出来ねえ営業員はさっさと辞めるんだぞ!」
「お前は適性が無いのに世間知らずだから間違えて証券会社に入ってしまったな。どうせ、証券マンは日経新聞読んでいてカッコいいとかくだらない理由で入社したんだろ。
俺と違ってお前はマーチという優秀な大学を卒業しているから、学生時代は勉強が図間抜けて得意だったはずだ。辞めて、資格予備校に通って公務員になれっ!」
「信用(取引)客を作っては潰し、作っては潰し、その繰り返しで若手営業員は育つ!」
「お前、数字が出来ないなら全部客取り上げて、明日から一年生と一緒に新規開拓やれ!もし、一年目に負けたらお前は辞めるしかないからな!」
「おい、お前は家庭を持っているからこの会社にしがみついているのだろうけど、はっきり言って向いていないから辞めろ!どこか飲食店か建設現場で働けばいいだろ!
家なんて一丁前に都心のデザイナーズマンションなんか借りてないで、支店の近くにある××荘(生活保護レベルのボロアパート)に住めばいいじゃないか!」