0264名無しさん
2019/05/14(火) 18:20:35.750三菱東京UFJのトップ人事には三つの鉄則が存在する。
一つ目は「任期4年の不文律」だ。頭取への権力集中を防ぐ。 二つ目は「頭取の履歴書」。歴代頭取は大半が東京大学卒で旧三菱銀行出身の企画畑。
保守本流を歩んだエースだけに許される履歴書の持ち主なのだ。 三つ目は「個性を殺す」(三菱東京UFJ頭取経験者)こと。組織戦の展開が重要視される。 今回もこれらを踏襲した交代劇となる。その鉄則を踏まえると、
次の次の頭取まで予想可能なのが伝統の三菱流人事であり、そこで名前が挙がるのが、企画畑出身の柳井隆博常務だ。
ただ、三菱東京UFJの海外戦線急拡大が、伝統を覆す可能性もささやかれる。小山田次期頭取には海外経験の不足を指摘する向きもあり、2代先のトップには平野頭取と同じ国際派を望む声も強い。
そうした状況下で対抗馬として台頭しつつあるとされるのが、米州と欧州の特命担当を任される2人の役員、亀澤宏規常務と桑原昌宏執行役員だ。
三菱の伝統は重大な過渡期に直面している。