スルガ銀行:社員が1億6500万円不正流用、顧客定期解約で融資資金に
2018年8月14日 16:02

スルガ銀行は14日、顧客の定期預金を不正に解約するなどで社員が合計で約1億6500万円を流用していたことが分かったと発表した。刑事告訴を含めて対応する。
40歳の男性社員は2015年4月24日から18年6月1日までの間、本店営業部で顧客3人の定期預金を解約するなどして資金をつくり、
担当している取引先へ融資金として流用していた。顧客からの問い合わせをもとに社内調査をして発覚した。
この社員は13日付で懲戒解雇処分とした。監督官庁に報告するとともに所轄警察署への刑事告訴を含めて対応を検討している。