販路拡大ならわかるが
店舗網の少ない信託に代理店をさせる「入り」の意味は元々少ない
しかも不動産情報は多数の商銀店舗で発生することになるから
その場合はダイレクトに住宅ローンを商銀店舗で扱う
職域も持って行かれたからその線からの情報も枯渇
契約時にネットから入ってくる者は少ない
代理店の契約に至るのは、信託に買い情報を持ってきた顧客分のみ
しかも体制的には旧信託のローン維持と商銀のローン販売代理店の2頭立てになるから
この局面では体制の複雑さは増し、コストは増加する
商銀側にはこんなこと必要ない
信託ローンの残高減少に伴い、いずれ商銀に付替の時期が来る。
最も矛盾を抱えているのが住宅ローンなのだろう
本来であればその矛盾を解消するためには
不足分のコストを商銀がまかなうべきなのだ。グループでやっているのだから
なのに信託の自助努力のみが要求される
シンプル・スピーディー・トランスペアレントなどどの口がいうのか
逆に複雑化し、にもかかわらず人員も労働時間も削減し、
そのせいでスピードが遅れ、
都合の悪い情報が出てこなくなるかもしれない
一方で全社的にフィンテックに対応する戦力もまかなえていない
こういう、方策なきビジョンを生み出す経営の想像力のなさを
どう表現すれば良いのだろう