着服:預金2800万円を 摂津水都信金(現在の北おおさか信用金庫)が2職員解雇

毎日新聞

摂津水都信用金庫(大阪府茨木市)は、顧客預金約2800万円を着服するなどの不祥
事があったと発表した。関与した職員2人を懲戒解雇する。
同信金によると、豊中支店(大阪府豊中市)の元男性係長(37)は、06年4月から顧客17
人に定期預金を作ると持ちかけて出金伝票や通帳を預かり、普通預金から現金約2827万
円を引き出し着服。飲食や遊興費、借金返済や、別の顧客の定期預金の穴埋めに充ててい
た。通帳返却が遅いと不審に思った顧客が昨年末に問い合わせて判明した。実質的な被害
額約700万円は元係長の家族が返済したという。同信金は元係長を刑事告訴する。