ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【241】
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60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
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80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
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抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい!
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする(例外あり)!
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ここまでの最高得点79点!(`・ω・´)
前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【240】
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1680654989/ >>459
「おとんと真美」は浮かばないけれ今、「腰わずらい」の続編はぼんやりと浮かんでいます。
つぎは笑い系。 カイカイ補足:病身舞 - Wikipedia
病身舞は、韓国慶尚南道密陽地方発祥の伝統舞踊で、ハンセン病患者、小人、身体障害者、背むしなど病身の人々の様相を真似たものである。旧暦の7月中旬を作男の日と定め、作男達をもてなして、様々な踊りと土俗的な遊びをする。 その踊りの中に身体障害者や病人をまねた滑稽な踊りである「病身舞」がある。 タルチュム(仮面戯)で踊る場合もある。 創作発表板は根強く同性愛者が居ついてるんでこのスレもそっち傾向になっていくだろう 誰も童貞の話なんかしてないのに「も」って。
そんなカミングアウトしなくていいのに。
あのね、セックスってカレーみたいなもんだぞ。
いくらやっても飽きないし、一度やったら、これを知らない奴がいるなんて信じられなくなるから。 >あのね、セックスってカレーみたいなもんだぞ
童貞を書くとき使おうw 最近、スパイシーなカレーが好きだなぁ。
みんなで食べるカレーも美味しいし、他人のカレーと取り替えっこするのも興奮する。 >>469
そのまま使うのではただのパクリだろ。
>>468の方が捻りがあっていい。 「カレーはセックスみたいなもんだって? じゃあカレーを食べた俺はもう童貞じゃないんだ!」
くらい書ければ。 >>472
そういうのはいらん。文章表現で勝負しろ。 『美しき養分』
小高い丘の真ん中を、一本の大きな桜の木が立っていた。月が悪意のある光で丘を照らし、桜の孤独を夜に晒している。
そこへ一台の車がやって来た。ヘッドライトの強い光が夜の闇を切り裂く。
「ほら、ここだよ。ああ、丁度満開だ」
男がそういいながら運転席から降りてきた。
「わあ、ほんとーだ! きれーい!」
女が興奮気味にいいながら助手席から降りてくる。
「な? 綺麗だろ? ここは誰も知らない穴場なんだ。君に見せたかったんだよ。なんと言ってもうちの山だからさ、誰も入って来れないんだ」
「え? これ駿くんのお家の山なの? すごーい! え? 何? 駿くんちってお金持ちなの?」
「別に山なんて大した値段にもならないみたいだよ。それより、管理費やら税金やら掛かって金食い虫なんだって。だから買い手が付かないし売る気も無いって親父が言ってた。
そんなことよりもさ、はやく桜の真下まで行こうよ。ひらひら舞う花びらにまみれるのがまた最高なんだ」
男はスーツの上着を脱ぎ、車のボンネットに置くと足速に桜へと向かう。
「待ってよー。一人にしないで。暗くて怖い。さっきから変な鳥鳴いてるしー」
女は小走りで男に追いつき、胸を押し当てるようにして男の腕にしがみついた。
「今日は少し蒸し暑いね。明日は雨の予報もあるし」
ネクタイを解きカッターシャツのボタンを一つ外した。いつの間にか風が止みそれでも花びらは降り続いている。ふたりは桜の幹にもたれ掛かり見上げる様にして桜の花を眺めていた。
「そう? 私は全然へーき。でも、夜桜ってほんとーに綺麗ね。昼の桜と違って、何かこう妖しい感じってゆーの? そんな感じがわたし、好きだったりするの」
女は媚びるような笑顔を男に向ける。男は意に介さないかのような口調でふーんとだけ答えた。
「君さぁ、何で桜が妖しくて綺麗に見えるか知ってる?」
暫く続いた沈黙を男が破った。
「え? 知らない」
女は無邪気に答える。
「桜の木の下にはね、屍体が埋まってるからなんだってさ」
「何それ? 怖いんだけど」
男は不気味な笑みを作り女に顔を向ける。
「桜の木の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことなんだよ。
屍体は腐乱してウジが湧き、堪らなく臭い。それでいて水晶の様な液をたらたらと垂らしている」
「だから、何それ? ちょっと怖いよ?」
「桜の根は貪婪な蛸のように、それを抱きかかえ、いそぎんちゃくの食糸のような毛根を集めて、その液体を吸っている」
男は女の嫌がる顔を他所に笑みを強めて続ける。
「何があんな花弁を作り、何があんな蕊を作っているのか、俺は毛根の吸いあげる水晶のような液が、静かな行列を作って、維管束のなかを夢のようにあがってゆくのが見えるようだ。
桜の木の下には屍体が埋まっている、これは信じて……」
「やめて!」
耐え兼ねた女が声を上げた。
「怖いって言ってるでしょ?」
少し大きな女の声が深夜の山間を響き渡る。奇妙な鳴き声の鳥は相変わらず奇妙な鳴き声で夜を支配していた。
「ごめんごめん。梶井基次郎って作家のさ『桜の木の下には』って小説の一節なんだ。知ってるだろ? ほら、『檸檬』って作品、中学の教科書でやらなかった? あれを書いた小説家。俺、結構好きでさ。よく読んでるんだ、何度も何度も。ごめんね。怖がらせるつもりはなかったんだ」
少し逡巡したフリをして続ける。
「いや、怖がらせるつもりだったのかも知れない。君が怖がってくれれば……」
男は女を真剣な眼差しでみつめる。
「こうやって君を抱きしめる口実ができる」
「駿くん……」
女は瞳を閉じて、唇を突き出し、男の唇が重なるのを待った。一瞬、風が吹き花びらが雪の様に舞う。男は、ああ、美しい、と呟いた。 「ぐっ! ちょ…駿……」
桜が舞い散るのを眺めながら、手にしていたネクタイで女の首を絞める。
「ああ、美しい……ご覧? まるで吹雪みたいじゃないか。風に揺れて枝が鳴ってるよ? 彼女たちも君のことを歓迎してくれているようだ。良かったね? 君もじきに屍体だ」
男は暴れる女の腹を詰まらなそうに蹴る。女の身体が崩れると今度は顔面に膝蹴りを入れる。女の口から赤い泡が噴き出した。風に揺られて桜の枝がざわっと鳴る。
「一年振りだね。由美。詩織。恵子。陽菜。紹介するよ、この子、咲良って言うんだ。美しい名前だろ? なんだい? 嫉妬しているのかい? 嫌だなぁ。仲良くしてあげなよ。何と言っても君達は一つになるんだからさ」
女は怒ったように眼を剥き自らの首を絞める男の腕を引っ掻く。「グッ、ギッ」と声にならない声で男に抗議をし、やがて力尽きた。ぐったりとしている女の首からネクタイを解き、男は女の身体を何度も蹴った。ひとつの作業を終えた職人が作業に不備はないかを確認するかのように、詰まらなそうに、無機質に、何度も何度も蹴った。
「ねえ、咲良、聞いてるかい? 桜の花の美しさにはね、屍体が必要なんだ。これは信じていいことなんだよ。もう怖くないだろ? 何と言っても今では君が屍体だ。君はこれから腐乱してウジが湧き堪らなく臭くなる。
それでいて、水晶の様な液をたらたら垂らすんだ」
男は蹴るのをやめ月を見上げた。悪意のある光が男を照らす。
「咲良、君の打算や矮小さや愚かさやさ、傲慢さや醜悪さをさ、養分にして、また、桜が美しくなるんだ。ああ、咲良、初めて君を愛してると言っても構わない気持ちになったよ。咲良が桜になる。なんちゃってね」
男は女の死体に腰を掛けて嬉しそうにタバコをに火を点ける。
奇妙な鳴き声の鳥が鳴いている。風が吹き桜の枝をざわざわと鳴らしている。桜は丘の上に孤独で、美しかった。 >小高い丘の真ん中を、一本の大きな桜の木が立っていた
小高い丘の真ん中に、じゃないのか?
月が丘を照らしているのに
そこへ、ヘッドライトの強い光が夜の闇を
だと、月光で明るいとしたあと、夜の闇をという描写はあまり巧くないな むしろ
雲は悪意をもつかのように月の光を遮り、桜の孤独を闇夜に晒している。
そこへ一台の車がやって来た。ヘッドライトの強い光が夜の闇を切り裂く。
くらいのほうがいいのではないか? そこに車でやってきた二人
大きな木があるのは何となくわかるが、でも闇夜で何も見えないという彼女
そのとき、二人に気づいたかのように雲の間から月が顔を出し、月明かりが桜を照らす
それを見て彼女が「うわーきれい」
みたいな展開がいいなwww 全部読むのはメンドいのでそこまで
あとはワイ氏がやるだろうw >>483
全部読まないなら口を出すな、と言いたい。 メンドい
全部添削していきそうになったのでやめにした
ワイ氏のやることを奪う気もなしwww
つーか前に読んだのを気づいたのでやめた 批判と言ってる時点でなんもわかってない
改善案を述べたまで >>486
だったら黙っていればいいのに、マナーを知らぬ奴だ。 >「桜の木の下にはね、屍体が埋まってるからなんだってさ」
>「何それ? 怖いんだけど」
あたりで思い出した
あーこれかって >>488
感謝くらいしろ、礼儀を知らん奴だな
>小高い丘の真ん中を、一本の大きな桜の木が立っていた
小高い丘の真ん中に、じゃないのか?
月が丘を照らしているのに
そこへ、ヘッドライトの強い光が夜の闇を
だと、月光で明るいとしたあと、夜の闇をという描写はあまり巧くない
に、なるほどと思えよwwww >>487
全部読まないことを公言するような奴の独りよがりな押し付け改善案など迷惑なだけだ。
要りません。 読んでくれないと怒るんじゃなく、最後まで読者を惹きつけられなかった文章しか書けてない自身を憐れむといい あと、何度か出てくる悪意のある光というのが下手な表現で全然ダメだ ワイ氏はたぶんこういうところを公正する
>男は女の死体に腰を掛けて嬉しそうにタバコをに火を点ける。
タバコをに火を?
そういうのをありがたく感謝しとけばいいwww 腐乱してウジがわく話は、ワイ氏はこういうのは好きそうだからワイ氏担当だ
俺は好みじゃない 夜の闇と書きたいなら、月が光で丘を照らしと書くな
月が光で丘を照らしと書きたいなら、夜の闇と書くな
月が光で丘を照らしていて闇はない
どっちも入れたくて、描写がおかしくなっている
ワイ氏がそこを指摘しなかったら、苦笑するw 俺としては「山の中に丘があるのか」というのが書いていて気になった。
「夜の闇」の指摘は君の言う通りかもしれん。書いていて上手くないなと思いながら他の表現が思いつかなかった。
「悪意のある光」「奇妙な鳴き声の鳥」はくどかったかもしれない。今にして思えばあまり意味がないし、過剰なレトリックだ。 物語の内容からいって夜の闇のほうを優先したいだろうからと
>>481-482のような妥協案を提示した
これはあくまで一例だが
これで桜の孤独さも表現できるんじゃないかと思ったが、気に入らないようなので
参考にする必要なし >>503
気に入らないとかはない。相変わらず鋭い指摘だと感じた。その後の「最後まで読む気がない」というのが気に入らなかった。だったら黙ってろ、と。
それはやはり、マナーだ。ヘタクソで読んでいられないなら、穴でも掘ってそこに向かって叫んでいろ、と思う。
認めていただけに残念だったという話。 奇妙な鳴き声の鳥はくどく感じないが
ーーー桜は丘の上に孤独で、美しかった。−−−のほうが、うーん、と感じる
孤独とストレートに言いすぎ
読者に、桜は孤独だなあと思わせる表現で匂わせてとどめておき
孤独とは書かないのもテクニックのひとつ
例えばこんな感じ
奇妙な鳴き声の鳥が鳴いている。風が吹き桜の枝をざわざわと鳴らしている。
桜はあくまでも美しく、丘の上に一本だけで立っていた。(終) >>506
> 孤独とは書かないのもテクニックのひとつ
こういうやり取りが、きっとロム勢の役にも立つ。
貴重な意見をありがとう。 >>477-478
>ネクタイを解きカッターシャツのボタンを一つ外した。
(地の文ではあるがカッターシャツは西日本で多く使われている!
会話文が標準語なのでワイシャツとした方がいいだろう!)
>男は暴れる女の腹を詰まらなそうに蹴る。
(ネクタイで首を絞めている状態で腹を蹴ることができるのだろうか!
ワイならば膝蹴りを使う!)
>「咲良、君の打算や矮小さや愚かさやさ
(「愚かさやさ」ではなく「愚かさや」では!)
全てを読んだ! 丘の桜を月の光が照らし、より孤独を強調させる!
車は丘よりも低いところを走っているのでヘッドライトの光で闇を切り裂いてもおかしいとは云えない!
名無しの想像力の無さが引き起こしたことなので気に掛ける必要もないだろう!
以前に読んだ記憶がある!
桜の根元の死体は散々、使われてきたネタなので新味に欠ける!
あと主人公が桜に掛ける想いが書かれていないので、
そこまでリスキーなことをするだろうかと思う気持ちが拭い去れない!
主人公と桜の関係を作中でもう少し語り、リアリティを出して貰いたかった68点!(`・ω・´) >>508
ありがとうございます。苦手な三人称を克服する為と、苦手な物語を書き上げる習作として書きました。
三人称に於いて、レトリックに主観的な表現はどこまで許されるのかとの疑問はまだ残されたままですが、指摘が無いということは有りなのかなと思っています。
ありがとうございました。 >>477-478
心理学的見地からいえば
桜の木はラブホテル
木の下に埋めた女性たちは過去の記憶
そして、それらは妄想の産物で
孤独の反映 人というものは後悔する生き物で、それが特に顕著に表れるのは死が関係する瞬間である。そんな、だから何だよというような雑学くらいしか、走馬灯として奔らない僕の人生とは、いかがなものなのだろうか。
――本当に楽しくない人生だった。只々、沈んでいくだけの自分の体を眺めながらそんなことを考える。ふと、上を向いてみると、そこには夕焼けの美しい景色を海が映し出していた。
「ああ、綺麗だな」と思って手を伸ばしても僕の体は只々、沈んでゆくだけ。
こうして思い出したばかりの雑学を少しばかり実感しながら僕はこう言うのだ。
「最後にいいものが見れたなあ」と。
「いやいや。そこは『やっぱりまだ死にたくないなあ』でしょ」
案外、水中でも声というものはハッキリと聞こえるものなんだな、と声の主の方を見るとそこにはいわゆる人魚というやつがいた。
この光景を死の間際の幻覚だと切って捨ててもいいのだけれど、もしこれが本物だとしたら、もう少しくらいは生きてみる価値があるかもしれない。
そこで僕が「『やっぱりまだ死にたくないなあ』」と体の中に残っている少ない空気を振り絞って言うと、人魚は「でしょ?」と笑顔で僕に言うのだった。
◇ ◇ ◇
「ふふっ、大丈夫?」
その人魚らしきものは僕を砂浜に引き上げてからそう言った。なぜ笑っているのだろう? というか、本物の人魚だったのか。
人の上半身に魚の下半身。整った顔立ちと夕焼けの橙の光を反射する鱗を見て、純粋に奇麗だなと思わされる。これで歌もうまいときているのだから神様も大概に不平等だ。そんなことはずっと前から知っていたけれど。
もしかしたら、歌の下手なマーメイドもいるのだろうか。それに、マーメイドとマーマン、雪女と雪男、というような見た目やイメージの男女格差はなんなのだろうか。
「そんなにジロジロ見られたらオネーサン照れちゃうな〜」
そう言われて目を逸らすのだが、如何せんその後の話題がない。ああ、助けてもらったのだから、お礼くらいは言わなければ。
「その……助けていただき、ありがとうございます」
「君、それほんとに思ってるぅ?」
む。失礼な。
「思ってますよ。半分くらいは」
「もう半分は?」
「人魚を見るためだけに生きてみたけれど、見たからどうというわけでもなかったなあ。です」
「あははっ。うん、正直なのはいいことだ」
褒められてしまった。褒められて……褒められて。今までの人生のなかで褒められたことがないので、反応に戸惑ってしまう。いや、それよりも……嬉しい。嬉しいのか。僕は。褒められるとはこんなにいいものだったのか。きっと、この感情のために働けていたら僕の人生はもうちょっと変わっていたのだろう。いや、褒められてこなかったからこそ、こんなにも嬉しいのか? なにはともあれ。浪速友あれ。――友達、欲しかったなあ……。おっと、話題がずれた。
「ありがとう、ございます。これは、半分じゃなくて、十二割のありがとう、です」
思わず、声が震えてしまうくらいには嬉しいのだ。だからこその十二割の感謝。
「ちょっと褒められただけで、これとは……。いったいどんな酷い生活を送ってきたのさ。あー、待って。言わなくていいから。正直、聞きたくない」 残念。そんなわけないけれど。僕も正直、言いたくないのだ。今はこの感情に浸っていたいのだから。
そんなことを考えても最後にたどり着くのは「最後にいいものもらったなあ」なのだけれど。正確には、幸せの絶頂で死にたい。かな? 我ながら、頂上の低い幸せだと思うけれど、これ以上はないのだ。今までも。そして、これからも。
「君さ、こんな些細なことで喜べるなら、もう少し、私と生きてみない? それで、もうやだ、死にたいってなったら死んでいいからさ。きっと君は、今まで生きていて楽しくなかったんだろうね。けど、未来のことは分からない。生きていても楽しいことなんて何一つない。そんな風に嘆いていいのはこの世の中の全部を知り尽くした奴だけなんだ。ねぇ、君にその資格はあるのかなんて、わかりきっていることでしょ? せっかくの命なんだ。楽しまなきゃ損もいいところだよ。私はね、人よりもずっと長いこと生きているけれど、未だ、この世界には退屈しない。君ももっと、自分の世界を広げてみたら、案外、世界は優しくて、楽しいことで満ち溢れているかもしれないよ? つまらないものに縛られて勝手に絶望してんなよ。――それにさ。君は溺れてるときに上を向いたでしょ? 生きたいって思わないと、上って向かないものなんだよ?」
一緒に、生きていく。考えただけで、心がこれ以上ないってくらいに温かくなる。一人じゃこれ以上なんてないとしても、二人なら。
「いいんですか?」
「こっちから誘ってるのにいいも悪いもないよ。君がしたいようにすればいい」
「一緒に生きても、いいですか?」
「もちろん」
「ありがとう、ございますっ」
「どういたしまして。あ、そうそう。私は君が死んだら悲しいからね?」
「え」
僕よりずっと寿命が長いくせしてアナタはそういうことを言う。その言葉でアナタより先に死ねなくなったじゃないか。僕を救ってくれたアナタを僕は悲しませたくはないのだから。
◇ ◇ ◇
ここでネタバラシみたいなことを言うと、僕の幸せの絶頂はこの『一緒に生きてもいい』だったように思う。勿論、この後にも、楽しいことはいっぱいあった。だけれど、やっぱりこのときのこの言葉が僕を生かし続けている。それに、僕はアナタより先に逝く訳にはいかないのだから。と、ここまで語って前言撤回。
僕の幸せの絶頂はアナタと生きるこの日々だ。
そして、ついでのようになってしまって、すごく申し訳ないのだけれど。ねえ、親友。僕と友達になってくれてありがとう。これからも、こんな僕だけれどよろしく。 >>513-514
生死を彷徨ったわけなのに、気持ちの切り替えが短絡的すぎて感情移入しにくい流れだな
感情表現に、間(ま)がないんだと思う
>「君さ、こんな些細なことで喜べるなら、もう少し、私と生きてみない? 〜〜中略〜〜生きたいって思わないと、上って向かないものなんだよ?」
ここだけ異常に科白が長すぎるな >>513-514
あと、人魚が都合よく『僕』のために、存在しすぎ
『僕』を助けるために、人魚が一緒に生きていくとまで言い出す理由付けが欲しいな
それがないから、『僕』の(作者の)身勝手なご都合主義で人魚を登場させただけにしか見えないのが残念 まああれだな
リトルマーメイドでも観て感化されたか?
だとしても作者なりの何かを足さなきゃ
オリジナリティーは出ない >>516-518
レスありがとうございます。身内以外の意見が聞けてとても嬉しいです。
感情表現に間がない。自暴自棄感を出したかったんだと思います。
科白が長い。このセリフが書きたいがために書いた話だからユルシテ。
ご都合主義。趣味です。けど、ある程度の理由はやっぱり必要ですよね。
オリジナリティ。頑張ります。
リトルマーメイド。第9砂漠です。(布教)
言われたことに対して、納得しかなくて、見る目がすごいなぁってなってました。
ホントにありがとです。 >>513-514
出だしがまどろっこしい上に状況が納得し難い!
海で沈んでいく様子はわかるのだが、何故簡単に沈んでいけるのか!
息苦しさで藻掻くことはしないのか! 両手足が縛られた状態なのか!
海中に沈んでいく状態で目が開けられるのか! 声にしても聞こえるような気がしない!
生死が掛かった場面でそこまで冷静で入られる状態が理解できない!
出だしでブラバ案件なのだが、無視して読み進める!
>これで歌もうまいときているのだから神様も大概に不平等だ。
(いつ歌ったのだろうか! そのような安穏とした場面はなかったのでびっくりした!)
>「人魚を見るためだけに生きてみたけれど、見たからどうというわけでもなかったなあ。です」
(いきなりの設定に驚いた! 人生が楽しくない! それが高じて自殺を図ったのではないのか!
人魚を見ていない状態で自殺すると意味がおかしくなる!)
人魚の長広舌に違和感がある! 主人公と昔に出会い、恋焦がれていたのであれば納得できる!
そのような過去もなく、主人公も人魚に思い入れがあるような過去もなく、何故このようなご都合的な展開になるのか!
はっきり言って全てダメ!(`・ω・´) あまりに酷評過ぎると作者が沈んでいきそうで可哀想になるので一つ褒める
まだ死にたくないなあと正直なのはいいことだ!!! >>520
歌上手い>人魚のイメージの話!
人魚を見るため>自殺したところから、人魚に助けてって言った理由!
あとは、私の中の主人公の性格のイメージ! 自分の中でのキャライメージが読み手に伝わりにくい書き方してことに気づけた! もの凄くありがとう!
文章力不足! 精進します! なんか皮肉っぽくなってるかもしれないけど、評価とても感謝ですッ!! >>521
酷評でもなんでも評価して貰えたのと、自分の課題が見つかったのとで超ハッピーです! お気遣いあったけぇ……。 歌うまいのはセイレーンの伝説で
元は海の怪物だけど、アニメや映画で
セイレーン=人魚としてビジュアル化されることも多いからね >>523
>人の上半身に魚の下半身
描写があっさりしすぎているとおもう。人、魚、を写実的に写し取る方がいいとおもう。
人はどんな見た目だっけ? 魚は?
「人」と「魚」で描写を終わらせない。
>大概に不平等だ
個人的には「不公平」の方がすっと頭に入る気がした。細かな意味、正確な意味云々の前に、「不平等」より「不公平」の方が言葉として目にするような気がするから。拘りが無ければ変えてみてもいい気がする。
>そんなことはずっと前から知っていたけれど。
この情感に対してこの表現はシンプルかつ伝わり易い、いい一文と思った。
> 人魚を見るためだけに生きてみたけれど、見たからどうというわけでもなかったなあ。です
自分の力で死を免れた訳ではないはずなので「生きてみたいと思ったんだけど」の方が妥当なきがします。
伝えたい想いを核にして肉付けをし、物語を作っていったような印象があります。
明確なテーマがあり、伝えたい想いがあり、それを物語に落とし込んでいく、その姿勢に非常に共感を持ちます。事実、人間と人生との関わりに対する簡単には割り切れないジレンマに対する苛立ちのようなものを感じて、好意的に読めました。
ただ、他の人たちの指摘にもあるとおり、技術が足りない。少なくともあなたの持っている良さをあなたの筆力が邪魔をしている。非常にもったいない状態だと思います。
ただ、技術は伸ばすことが出来る。技術を伸ばすことが出来さえすれば、あなたは他人の記憶の片隅に居座ることができる作品を書くことが出来るかも知れない。それって地味に凄いことだよね。
頑張ってね。 >>513
> 人というものは後悔する生き物で〜〜〜〜
>〜〜〜〜人魚は「でしょ?」と笑顔で僕に言うのだった。
>◇ ◇ ◇
ここまではいいとして
この後に、どうして僕が水の底に沈んでいって死にかけることになったかの
そこに至る事情、状況を書くこと
それから、目を覚ますと
>「ふふっ、大丈夫?」
>その人魚らしきものは僕を砂浜に引き上げて……
に繋げるのがいい
その後、人魚と僕の会話があって
「どうして僕を助けたのか?」を訊き、人魚の意外な答えが返ってくる展開にするといい
それが書ければワイ氏も歓喜して精米するだろうw >>524
人魚とセイレーンのイメージ差はありますもんね……。なるほどです。
>>525
わ、わぁ……。言葉の選び方、描写足らずなところ、勉強になります。
技術の向上、頑張ります。
>>526
状況説明、構成、物語としてのオリジナリティとおもしろさ。
それらがきちんと示せるようにしやす。
本当にありがとです。 >>513
気持ち悪い
アニメばっか観てそう
こんな話し方する女はいない
リアリティゼロ。 >>529
極端な例を出したり、大きな言葉を使う癖があるから、気を付けやす。今回で言えば、過度な妄想って言うんですかね? リアリティ出せるようにしやす! ありがとう! 俺の叔母は子供のころ、人魚を見たことがあるそうだ
浜辺で干されていたそうな 人魚の体形で人間を浜辺に引き上げるというのは、どうなんだろう。可能だろうか。
浜辺のトドみたいなのを想像してなるほどあんな感じかと一瞬納得しかけたけど、ヴィジュアル的に台無しのような気がした。
海上で抱きかかえたままの方が状況としては自然だし、イチャイチャ感も出るんじゃないかな。 >>534
雑誌に載るくらいの人だから、そりゃ偉かろう。 >>533
そもそも人魚の助けがなくても、船で遭難した人が
波で無人島の砂浜に打ち上げられるケースもあるからな 人魚らしきものは僕を砂浜に引き上げ、と書いてしまってるからアレだけど
浜に流れ着いた、その横に人魚が付き添ってくれてたって感じなら、ありそうでw ちなみに作中の人魚の言葉で
>君は溺れてるときに上を向いたでしょ? 生きたいって思わないと、上って向かないものなんだよ?
この言葉はけっこう好きだな
作者には、これを生かした感動できる作品を書いてほしいものだ >>533
ヴィジュアル確かにですw イチャイチャもいいですねw
>>538
ありがてぇ……。頑張ります!
もし(酷評がとかじゃなくウザがられないかという心配に対しての)勇気が出たら、書き直し(描写力などはすぐ上がるものじゃないので、主は構成部分の方になると思います)を上げると思うので、そのときは再度の評価お願いしやす。 >>538
分かるわ。
文章はちょっとあれなところがあるけど、ちょいちょい、おや? と思わせる何か光るものがあるんだよね。
作者の思想というか、人生観というか。 水死体は男はうつ伏せ、女は仰向けになって浮かんでくると
マーク・トウェインが某作品内に書いている なので、(男は)上って向かないものなんだよ?なんでしょ 男が下向きになるのはチンコが重いからで、女が上向きになるのはおっぱいが浮くから。 水死体について調べてみた! 原理としては意外と単純!
男性がうつ伏せになる原因は腕の筋肉量にあった!
女性は胸や腹回りに脂肪があるので仰向けに浮かぶ!
ただし絶対ではない! 筋肉量の少ない太った男性は仰向けになることがある!
女性のアスリートなどは逆にうつ伏せになると!
要するに筋肉と脂肪の問題で、水死体の浮かび方に違いが出ると云うことがわかった!
小説に組み込む時に参考にして貰いたい! ワイの書く小説で溺死は少ないが!(`・ω・´) >>547
ってことは、男で上向きに溺死しても、それはちんちんが小さいからってわけじゃないんだ。
ありがとう。安心して溺死できる。 みんな、中学生の頃には自分のチンチンの長さ測ったり重さ量ったりしたよね。
長さはともかく、重さは平常時よりも勃起時の方が軽かったことを憶えてるかい?
上を向いてるから仕方ないんだけど、あれは苦労したよね。 勃起状態だといろんな方向から引っ張られるから正確な重さなんか出ないでしょ
その研究姿勢には敬意を表するけどw ふむ、今日の昼は豚骨ラーメンにしよう!(`・ω・´) おはよう、諸君!
蒸し暑くて寝苦しい夜のせいで起きる時間が遅くなった!
とは云え、締め切りはまだ先なので慌てる状態ではない!
コーヒーを飲みながら執筆に当たるとしよう!(`・ω・´) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています